草むらのヒーロー!(オホーツクの廃バス)① 2024.4.14  取材 hoo!

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オホーツクの廃バス (撮影はオーナー様の了承済) 
北海道紋別市に本社を持つ北紋バスが所有使用していた車体である
この車体は三菱ふそうAR480である 天窓付きメトロ窓の観光仕様であった
三菱初のエアサスバスであり当時は頭にAが付くとエアサスを表していた
エンジンはDB34 8550㏄ ターボ付き185PSであった
全長10m WB4500mm 初めてパンタグラフワイパーが装備された
当該車両は1961年製造 AR480最終型となる 後部ウィンドウはまだ分割連結
ではなく愛嬌のある異形2枚型 フロントを含めすべてブルーガラスであり当時
としては高級感が漂う車体であった フロント正面からはあの3軸MR430とほぼ
同一 シングル前照灯 ウィンカー位置など同一である
この車体は旭川に本社を構えていた近藤バスからの中古購入車体である
近藤バスは観光バス事業に特化して当時としてはハイクラスな車体を保有していた
北紋バスでは近藤バスから同時期に2台購入していたと記憶している 1965年地元
小学校の修学旅行に当該車両と同一車体2台を運行しているので近藤バスでの実働
期間は3年程度だったと思われる 購入後しばらくは近藤バスカラーのクリーム色
に赤の横ライン 屋根はブルーと如何にも観光バスらしいいで立ちだったが何時の
間にか赤白の何の楽しみもない北紋バスカラーに塗られてしまったのはちょっと悲
しかった記憶がある
北紋バスは北海道でも名立たる極寒の地を走るため大型の灯油燃焼ヒーターを
後付け設置していた これは外気が氷点下25℃を下回る時でも汗ばむほど車内を
温めてくれた なお豪華観光仕様車両と言っても当然冷房装置は備わっていない
近藤バスからの中古車体購入はこれ以前からあり、やはり天窓付きの観光仕様
であった しかし当該車両以前はメトロ窓ではなく一般的な上下開閉型であった
当該車両は呉羽自動車(クレハコーチ)で架装されている 昭和40年代中頃まで
北紋バスは殆ど全ての新車は三菱ふそう製であり例外なく呉羽のボディだった
(昭和40年、1台だけUD 4R82が導入された事があった)

路線バスとしての勤めを終えてからはシート、エンジンを取り払われて林業従事
者の休憩所として利用された 内部を畳敷とし薪ストーブを設置し休憩仮眠の場
としてブルに引かれて山の造材現場へと駆り出された そのための牽引装置を後
付けしている 当地ではこのような廃車バスの使われ方が多かった
その後役目を終え現在のオーナーさんに引き取られ畑の横に置かれ農具や肥料置
き場として使われてきた オーナーさんの離農に伴い今は牧草地のオブジェと
して静かに時を過ごしている 近藤バスカラーに北紋バスカラーを上塗り
最後はオーナーさんがこげ茶色の防錆塗料を塗っている ところどころ最初の近藤
バスカラーがのぞき見えるのがもの悲しく感じる   文 hoo!
#草ヒロ #草むらのヒーロー

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