【原点にして頂点のからくり】台湾SOGO　小小世界鐘　世界の人形時計　 からくり時計

「おにんぎょうさんたちは、おやくそくがあって、おうちにかえることになりました。」

2008年4月15日 当時日本国内に存在していたSOGO百貨店にある10台のからくり時計が、老朽化を理由に廃止となりました。今から実に16年前の出来事になります。実際は日本国内のSOGOが経営破綻後、某テーマパークライド融資の提携解除によるものと言われています。
初代世界の人形時計を設置したSOGO横浜店には未だに「からくり終了のお知らせ」の張り紙があり、一定数の方はSOGOのからくり時計も記憶に残っている模様です。私もそのうちの1人であり、三ノ宮SOGOのからくり時計の記憶を忘れた事はありません。当時は、からくりが停止するとなり、ニュースや新聞等にも取り上げられた程で稼働最終日には、現地に私も見に行きたいと両親にせがんだ程でした。そんな廃止数年後、このからくり時計が日本を渡った海外でまだ稼働している情報を知った時は是非ともまた見たいと思っており、実際に見れる機会がようやくでき今日に至ります。台湾にはSOGOが多く出店しており、各店舗に世界の人形時計が設置されていることが多いです。日本国内にもあった5×5マスのモデルや台湾オリジナルのイッツ・ア・スモールワールドライドを模したモデルがあります。オリジナルモデルも良いですが、やはり目を引くのは国内にも存在する5×5マスモデルです。5×5マスモデルは12:00以外の時刻ですと、短針が回転するブロックの文字板上に留まってしまい全員出てこないのですがそこが1 日1 度のプレミアとしてよく考えられているなと感じます。一方台湾オリジナルモデルでは、全ての時刻において人形が出現しどの時間でも見物ができます。これ程1度見たら忘れることの無いインパクトが大きいからくり時計は他にはなく、流石からくり時計ブームの火付け役と言ったところでしょう。まだ世界の人形時計を実際にご覧になられた事がない方がいらっしゃれば台湾にて見物可能ですので是非とも足を運んでください。また、この映像をご覧になって時を楽しく知ることやご興味をもって頂ければ当方としても幸いです。
これからも多くの人に注目され、活躍する時計として頑張って頂きたいです。

小小世界鐘 希望你以後也繼續加油！

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