不安障害の代表的な症状5つ【精神科医が7分で説明】社会不安障害|パニック障害|強迫性障害|全般性不安障害|限局性恐怖症

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0:05 (1)はじめに
0:30 (2)不安障害と共通する対策
2:00 (3)不安障害の代表的な症状5つ
2:08 ①人前が不安(社会不安障害)
2:49 ②急に不安になる(パニック障害)
3:40 ③気になり続ける(強迫性障害)
4:30 ④いろいろなことがずっと不安(全般性不安障害)
5:16 ⑤特定の物事が怖い(限局性恐怖症)
6:14 (4)まとめ

強い不安が仕事や生活にも影響する「不安障害」。細かくはいくつかに分かれ。それぞれ特徴的な症状が目立ちます。
「不安障害の代表的な症状5つ」につき、精神科医が要点を約7分の動画にまとめています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)

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(1)はじめに
精神疾患セルフチェック。今回は「不安障害の代表的な症状5つ」を見ていきたいと思います。よろしくお願いします。
強い不安が仕事や生活にも影響する「不安障害」。細かくはいくつかのタイプに分かれ、それぞれの特徴的な症状があります。
今回は「不安障害の代表的な症状」5つです。

(2)不安障害と「共通する対策」
「タイプは違うけれども、対策は共通して」います。
<不安障害とは>
不安障害は強い不安が社会生活に影響する状態の総称です。
特徴により、いくつかに分類されます。
一方、メカニズムや対策は共通点が多いです。
<共通するメカニズムと対策>
まずはメカニズムとして、脳の「セロトニン」という物質の不足がしばしば関与しています。
そして、「抗うつ薬SSRIが有効」と基本的にはされます。
そして、不安が起こったときに回避せずに慣らす「脱感作」を一緒にするのが一般的です。
<不安障害とうつ病との関連>
まずメカニズムとして「セロトニン」という物質が不足していることがうつ病と共通しています。
そのため、相互に合併をしたり移行したりすることが起こりやすいです。
そして共通して「抗うつ薬SSRI」が治療に使われます。
<代表的な不安障害>
まずは「社会不安障害」対人的な場面の不安です。
2つ目が「パニック障害」急な不安の発作が出るものです。
3つ目が「全般性不安障害」慢性的なさまざまなことへの不安です。
4つ目が「強迫性障害」いわゆる強迫観念が出るものです。
<各不安障害の違い>
まずは「不安が出る場面」がそれぞれによって違いがあります。
そして「不安の経過と変動」慢性的なものもあれば急に来るものもあります。
そして「社会生活への影響の出方」、これも違うところがあります。

(3)不安障害の代表的な症状5つ
「タイプごとに特徴的な症状が」あります。
①人前が不安
対人場面で強く不安になります。
<人前が不安>
これは「人前や対人場面で強い不安が生じる」ことです。
そして時に急な不安発作が生じて、混乱をする場合もあります。
そして、人前を回避して逆に影響が強まってしまう場合もあります。
<疾患:社会不安障害>
社会不安障害は、対人場面での強い不安が特徴的な不安障害です。
これは重症化するとひきこもりの原因になることもあり注意が必要です。
治療では抗うつ薬SSRIと不安に慣らす「脱感作」の2つが標準治療になります。
②急に不安になる
不安のほかに、体の症状も出ます。
<急に不安になる>
これは「閉所」電車などの中など閉じた場所で、急な不安や恐怖が発作的に生じるものです。
この時吐き気やめまいなど、自律神経の興奮に伴う「体の症状」も合併することが多いです。
そして、また「発作的な不安が出るんじゃないか」という予期不安が生じることがあります。
<疾患:パニック障害>
パニック障害は、急なパニック発作と不安が特徴的な不安障害です。
電車などで出ますが、そこで「回避」することで、かえって生活範囲が狭まり影響が強まる場合があります。
これも社会不安障害同様「抗うつ薬と不安の場面への脱感作」が標準治療になります。
③気になり続ける
「1度気になると、頭から離れない」症状です。
<気になり続ける>
一つ頭から離れない「気になること」があると、それがなかなか頭から離れません。
そして、それを打ち消すためにいろいろ行動すると一旦はよくなることが多いです。
しかしすぐまた気になり、次第に打ち消すことがやりにくくなり、その所要時間などが大幅に増え生活に影響が出ます。
<疾患:強迫性障害>
強迫性障害は、頭に浮かぶ「強迫観念」と、それを打ち消す「確認行為」が特徴の精神疾患です。
そして、確認がだんだん長時間になったり、他の人を巻き込むことで影響が強まってしまいます。
治療は抗うつ薬と「曝露反応妨害法(一種の脱感作)」が基本ですが、基本的には治療が長引きやすい傾向があります。
④色々なことがずっと不安
「慢性的に全般的なことが不安に」なります。
<色々なことがずっと不安>
ここでは、色々なことに不安を感じることが繰り返されます。
そして、不安や心配がある状態が「慢性的に続く」状態になります。
そうなると本来の力が不安が続く中で発揮できず、社会生活に結果大きな影響が出ます。
<疾患:全般性不安障害>
全般性不安障害では、様々なことに不安になることが慢性的に続きます。
そして、生活の質や社会生活に影響が徐々に強く出てきます。
治療は、抗うつ薬と脱感作が基本になりますが、慢性化しやすい傾向があります。
⑤特定の物事が怖い
「特定の物事へ強い恐怖が出る」状態です。
<特定の物事が怖い>
ある特定の物事や場面にだけ「強い恐怖」を繰り返し感じることがあります。
普段、その対象に触れなければ影響なく生活できるということも多いです。
一方、その対象の内容によっては生活に強く影響する場合もあります。
<疾患:限局性恐怖症>
限局性恐怖症は、特定の物事や状況に限定された強い恐怖や不安です。
これは「対象に触れる頻度」によって影響が大きく異なってきます。日常的に触れるものの場合強く影響が出ます。
治療は「脱感作(曝露療法)」か「回避」ですが、頻度が少なければ回避、頻度が多い場合は脱感作がしばしば必要になります。

(4)まとめ
今回は精神疾患セルフチェック「不安障害の代表的な症状5つ」を見てきました。
不安障害では強い不安が社会生活に影響しますが、その出方はさまざまで代表的な症状は次の5つです。
①人前が不安(社会不安障害)
②急に不安になる(パニック障害)
③気になり続ける(強迫性障害)
④色々なことがずっと不安(全般性不安障害)
⑤特定の物事が怖い(限局性恐怖症)
治療の基本は「抗うつ薬SSRI」と不安に回避せず慣らす「脱感作」の組み合わせです。


こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
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【解説者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

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