チャツネ

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チャツネ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1... / CC BY SA 3.0

#ソース
#インドの食文化
#ネパールの食文化
#アフガニスタンの食文化
チャツネ(バンガロールにて) チャツネ3種 チャツネ(英語:chutney、ヒンディー語:chatni चटनी 、ダリー語:چاشنی、 チャトゥニーとも)は、南アジア・西アジアを中心に使われているソース、またはペースト状の調味料。
豆と各種香辛料で作る日本のふりかけに類似したものもある。
名前はヒンディー語で「舐める」を意味する「チャートゥナー(चाटना)」に由来する。
現地では右手の指で料理を口に運ぶので、これも指に付けてまさに舐めることになる。
そのため、元は作る側でなく食べる側が使うことを前提としたものだ。
各家庭ごとに独自のレシピがあり、味は多様である。
チャツネをすりつぶす石の道具 北インド、パキスタン、アフガニスタンのチャツネは、果物、野菜、ハーブなどを火を通さずにすり鉢ですりつぶすか、マンゴーチャツネのように火を通してやわらかく煮込んだものであり、後者の方が保存性が高い。
ヨーグルトとコリアンダーやミントを混ぜたもの、唐辛子やショウガを効かせて辛く仕上げたものなどがある。
食事に添える他、サモーサーやパコーラーなどの軽食のタレに使われる。
ベンガル地方には、ケシの実のチャツネがある。
ネパールではアチャールの一種とされる。
南インドのチャツネ 南インドには菜食主義者が多く、チャツネは食生活において重要な位置を占めている。
軽食の一種ティファン(英語:Tiffin)のタレや、定食の1つであるミールス(Meals)の薬味として使われることが多い。
作り方も他の地域とはやや異なり、ココナッツや青唐辛子、炒めたマスタードシードとカレーリーフ、ケツルアズキ、チャナー・ダールをベースに、コリアンダー、ミント、トマト、タマリンドなどを混ぜる。
1600年代から、インドのチャツネはイングランドやフランスに輸出されるようになった。
欧米などでは、チャツネはマンゴーやリンゴ、モモ、タマリンドなどの果実に、酢、砂糖、香辛料を加えて煮た、果物の甘みを活かして甘く仕上げたジャム状のものとして知られている。
瓶詰めにして保存食とするほか、カレー料理の薬味、ドレッシングとしても使用される。

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