【Studio地球研】創刊号「未来可能性を探る地球研を語ろう」エピソード1

地球研は2001年に創立され、地球スケールで地域から人と自然の関係のあるべき姿を描き、平等かつ公平で、未来にあるべき姿から描いた地球社会の実現を目指す研究所です。2021年4月に地球研第4代所長に就任した山極壽一所長と、つい先ごろ「環境問題を解く」という本を著した近藤康久准教授が、地球環境問題の特質や地球研がめざす方向について語りました。

エピソード１：やっかいな環境問題を解くキーワードは未来
近藤さんによると、環境問題は「やっかいな問題」です。人類学者、霊長類学者である山極所長も、ニホンザルを研究していた屋久島で、地元の方々、行政関係者そして研究者という思惑の違う３者が開発と自然保護をめぐり対立するやっかいな問題に遭遇。しかし、「未来」という言葉がキーワードになったといいます。地球研も、持続可能性を超える未来可能性という目標を掲げています。山極所長は「さまざまな分野の知識を組み合わせて未来に向かうシナリオを用意していくことが必要」と語っています。

▼エピソード１：やっかいな環境問題を解くキーワードは未来
   • 【Studio地球研】創刊号「未来可能性を探る地球研を語ろう」エピソード1  
▼エピソード２：やっかいな問題は信頼関係を作る
   • 【Studio地球研】創刊号「未来可能性を探る地球研を語ろう」エピソード2  
▼エピソード３：環境問題を解決する鍵 ～科学知と在来知
   • 【Studio地球研】創刊号「未来可能性を探る地球研を語ろう」エピソード3  
▼エピソード４：未来のこどもたちのために
   • 【Studio地球研】創刊号「未来可能性を探る地球研を語ろう」エピソード4  

2021年6月収録

00:00:00　オープニング
00:00:23　お知らせ
00:01:14　対談