【朗読】山本周五郎「野分」 朗読・あべよしみ

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初出 「講談雑誌」博文館、1946(昭和21)年12月号

青空文庫様より朗読させていただきました。https://www.aozora.gr.jp/cards/001869...

又三郎は藩主の庶子だが、生まれるとすぐ物頭をつとめる楢岡兵庫の養子となって育った。彼は、料理屋で働くお紋に魅かれ、お紋の祖父とも親しく付き合うようになる。そして、武士の身分を捨てて人間らしく生きようと決意するが・・・。

【主な登場人物】
楢岡又三郎・・・・・楢岡兵庫の二男として育ったが実は藩主の庶子。
お紋・・・・・料理茶屋「蔦萬」の女中。祖父と二人暮らし。
藤七・・・・・お紋の祖父。植木職。
楢岡兵庫・・・・・又三郎の養父。
脇屋五郎兵衛・・・・・藩主戸沢家の留守役。
作間丈右衛門・・・・・藩主戸沢家の用人。
戸沢能登守正・・・・・藩主。又三郎の実父。
萬吉・・・・・「蔦萬」の主人。
お糸・お琴・およね・・・・・お紋の「蔦萬」時代の同僚。
伴吉・・・・・植木屋「植伴」の主人。



【もくじ】
00:00 1.
07:33 2.
15:48 3.
23:30 4.
30:51 5.
38:50 6.
46:08 7.
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山本 周五郎
(やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日)は、日本の小説家。
本名:清水 三十六(しみず さとむ)。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。


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