2023年 7月(第43回)芸術文化講座「蒔絵万年筆の世界」

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日本の伝統工芸である蒔絵(まきえ)を施した万年筆は20世紀初頭に誕生しました。漆で仕上げた強く艶やかな軸に繊細で優美な意匠を施した「蒔絵万年筆」は、実用品としての役割を超え、日本の伝統文化を伝える美術工芸品としても世界各国で高い評価を得ています。漆を塗り重ねるほどに深みを増す色、照り映える金粉、銀粉…そして絵柄にいきいきと表現される美の世界。創業当時より100年余にわたり蒔絵万年筆を世に送り出してきたパイロットコーポレーションが、蒔絵万年筆の魅力をご紹介します。

日時:2023年7月19日 (水) 18:30~20:00

< 講 師 >

株式会社パイロットコーポレーション Namikiブランド推進室 室長
池田 明教 氏
1972年福岡県生まれ。デザイナーとして入社後、ドクターグリップ、フリクションシリーズ、色彩雫(万年筆用インキ)など、数多くのヒット商品を手がける。2008年よりデザイン室長を務めた後、2022年、日本の美しい伝統文化を伝える一級の美術工芸品として、世界各国からも高い評価を得ている「Namiki(ナミキ)」のブランドマネージャーを務める。


[ご質問への回答]
Q. 蒔絵の技法は日本独特のものか、それとも韓国や琉球や中国にあるのならばそれぞれどう異なるのか?
A.「漆芸」自体は中国から日本へ渡ってきたものです。その漆芸が日本に渡った後、筆で繊細な文様を描き、金粉や銀粉を蒔いて仕上げる技法「蒔絵」が生まれました。
韓国の漆芸は漆面に螺鈿をはめ込む「螺鈿技法」が盛んで(螺鈿が施された箪笥などが多く作られていた)、日本にも伝わりました。
中国での漆芸は彫り込みを入れた素地を漆で仕上げたものや、「沈金」などの技法の発祥国と言われています。
海を越えてそれぞれの技術が伝承され、現在では各国で様々な技法が用いられるようになりました。

Q. 「工業製品である」という話があったが、どのくらいダンヒルを通じて海外に出て行ったのか?
A.残念ながら戦争等もあり資料が残っていないためわ分かりかねます。

Q. 日本の歴史的な文学者の中で蒔絵の万年筆愛用者はいるか?
A. ご愛用者の情報については当社では把握しておりません。

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主催:一般社団法人京橋彩区エリアマネジメント

 https://www.kyobashi-saiku.tokyo/

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