日本古典と感染症

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※この動画の記載情報は、2020年4月24日現在のものです。
国文学研究資料館:https://www.nijl.ac.jp/
日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画:https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/
NIJL Online Journal “Studies in Japanese Literature and Culture” : https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproje...
View in English:    • Japanese Classics in a Time of Contagion  

子供から大人まで「アマビエ」という半人半魚の妖怪のイラストをSNS上に投稿する人が相次いでいて話題になっています。「アマビエ」は江戸時代の後期に肥後の国(熊本県)の海から姿を現し、「私の姿を写して人に見せると病気から逃れられる」という意味のことを予言して消えたのだそうです。新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出され世の中には重苦しい空気が漂っていますが、感染の終息を願う人たちが拡散しているのですね。
他にも日本で流行した疫病に関する物語や詩歌、医学書などが、江戸時代にはたくさん書かれています。私が館長を勤める国文学研究資料館には、そうした古典文学が原本とそのデジタルイメージの形で保管されています。また国内外の様々な機関に大切に所蔵されている膨大な古い書物の高精細画像を収集しています。
その中身は、当時の人々がどのように災厄と向き合い、乗り越えてきたのか、今に役立つ有益な情報が美しく豊かな絵とともに記されています。その一端を紹介する動画を作りましたので、ぜひご覧ください。
本当は、資料館に足を運んでいただき、実物の古典籍(江戸時代以前に作られた本)を手に取ってもらって肌で感じて欲しいのですが、今は閉館中。しかし、この資料館のホームページにデジタル化した古典籍をアーカイブしています。ログインの必要はなく誰でも閲覧できるので、この動画を見終えたら是非覗いてみてください。
江戸時代、日本列島の人々が疫病などの災厄を乗り越えてきたように、私たちも今の状況を乗り越えるときが必ず来ます。その過程で、日本の歴史文化、古の文学の中から、コロナウイルスと戦う希望の種が見つけられるのかもしれません。

#ロバートキャンベル #国文学研究資料館 #古典文学 #疫病 #感染症

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