第二部各論 第2章8節 人間関係リセット癖について解説します

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00:00 OP
03:06 私=脳
06:40 対策

本日は「人間関係リセット癖」というテーマでお話ししようと思います。

聞いたことありますかね。もう「うわー」となって、不安とかうつとか色々なことが重なって、嫌になっちゃってSNSをやめちゃうとか、突然SNSのアカウントを全部閉じちゃうとか、人間関係を切っちゃう、LINEをブロックしちゃう、そういうのを人間関係リセット癖と言ったりします。

これは10代や20代の若者だけじゃなくて、大人でも結構見られます。
休職を機に誰とも連絡取れなくなってとか、中年になってから連絡を取らなくなっちゃうのか、病気を機に誰とも連絡取らなくなっちゃうとか。そういう人もいたりして。
親戚付き合いを突然やめちゃうとか。

ストレス、不安、うつ、色々なもの。
自分の見栄や劣等感、失敗、色々なものが重なって連絡を絶つということですよね。

そういうことを人間関係をリセット癖と言ったりします。
借金が溢れて「うわ、もうこれはもう人様に顔向けできないわ」とか、何かで悪いことをしたとかそういうことであればリセットもあるかなとか思うかもしれないけれども、そうでなくて本当にそれぐらいもうちょっと我慢したらとか、それぐらい普通だよということでもリセットしてしまう人達も結構いるということです。

この背景に何があるかというと、「白黒思考」と言ったりするんですよ。
完璧主義で許容できる範囲が狭い。

ダメな自分を許容できる範囲が狭かったりして、それを相手に見せられない、共有できない。
ダメな自分なんだけれども、それでも仲良くしていこうというコミュニケーションスキルとか、相手とのネゴシエーションをしていく力が弱かったりする。
周りもそういう人なのかもしれないですけどね。
周りに恵まれないからかもしれないけど、そういうのを人間関係リセット癖とか白黒思考と言ったりします。

■私=脳

精神科というのは、私=脳です。
心=脳です。脳の現象ですね。

この脳というのはどういうものかというと、遺伝子という設計図を元に作られたタンパク質の機械です。
脳に今までの経験や知識を挿入する。
そして周囲の状況によって、主にこの掛け合わせによって私という現象、脳の現象というのが起きるんですよ。

人間関係リセット癖という現象は、このうちのどの状況によって引き起こされるのかということを考えるとですね。

例えば、もともと不安になりやすい脳とか、不安障害ですね。
あと対人不安が強い脳の病気、社交不安障害とか、あとは10代や20代など若い人というのは他人の目をすごく気にするんですよ。
そういう脳みそなので、若者だったりとか。
10代の大人の脳とちょっと違いますからね。

あとはうつ病とかね。
完璧主義ということで発達障害。
あとは回避性パーソナリティ障害、生まれつきの問題として人を避けやすい回避性パーソナリティ障害。
統合失調症、知的障害とか。
そういう元々脳の特性という問題もあれば、記憶の問題ですよね。

なぜ人間関係を抱えられないのか、どうしてそう思ってしまっているのかというと、一つはトラウマの影響があるかもしれないですよね。
いじめだったり、虐待だったりね。
あとは単純にスキル不足もあるだろうし、認められるとか、誰かに許容してもらっているという経験が足りない。
ダメな自分を許されるという経験不足というのもあるのかなと思います。

あとは状況ですよね、心理的安全性が低い。
そもそも周りの人たちが意地悪だったり、パワハラの多い職場や他人に対してくさすような文化みたいなものがあったりすると、そういう環境だとやっぱり逃げやすいのかなという気がしますね。

その時の自分の社会的な状況とか、貧困とか色々あるなと思います。
これらの条件の全てが当てはまるわけじゃないですよ。
どれかの一部が掛け合わされて、結果的にこういうことが起きているということなのかなと思います。

■対策

対策としてどうしたらいいのかと言うと、例えばDNAの問題に関して言うと、疾患ごとの治療というのがあるので、薬物療法が効くかもしれない。
記憶の問題に関して言うと、トラウマ、スキル不足、経験不足があるので、言語的な介入、カウンセリングだったりする。

状況が悪い、認められる良い環境にない場合は、環境を変えてあげる。

そしてそういうことを繰り返す中で、この白黒思考を治していく、グレーの許容、曖昧さを許容できるような柔軟な思考回路、認知に変えていくというのが治療になったりします。

続けていたら、人間関係は資産ですし、それなりにたまってきます。
続けていたらね、自分以外にも相手の失敗や恥も見えてきます。そしてその相手の失敗を許すことによって、だんだん自分のものも許せるようになります。

切りたいなとかリセットしたいなとか、きれいさっぱりしたいなと思いますよ。
日本人というのは水に流すというかね、汚れを水で祓うことを良しとするカルチャーがあるわけです。
欧米のような積み立てていくという世界観ではなくて、一回まっさらにしようというカルチャーがある国ですよね、日本というのは。
水に流そうという国なんだけれども、やはりそれだけだとうまくいかないので、水に流そうとするんじゃなくて、ちょっと踏ん張ってみる。
そして続けてみることはとても大事だと思います。

#精神科医 #益田裕介 #オンライン自助会

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