簿記3級⑥固定資産・経費等【基礎18回+じっくり復習等7回】『固定資産取得と経費支払の仕訳がメッチャわかる!』

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【簿記3級の動画は全部で25個です(基礎18個+じっくり復習等7個)】

固定資産や経費(費用)を買ったとき・支払ったときの仕訳です。超簡単です!
(学習量が多いのでチャキチャキ進む動画に編集しました)

【訂正情報】
15分47秒付近、8,000,000を8,000,00と書いてしまいました。すみません。


【補足その1:資産と費用の区別について】

「資産」に分類される勘定科目には、現金、当座預金、売掛金、商品(繰越商品)、未収入金、備品、車両運搬具、建物、土地などがあります。
これらのうち長期間にわたって使用するもの(とりあえず現時点では「1年以上」と考えておいて下さい)が『固定資産』に区分されます。つまり上記の例のうちで言えば、備品、車両運搬具、建物、土地が固定資産です。
ちなみに「不動産」とは土地や建物のことをいいますので、不動産は固定資産に含まれます。

固定資産とされるものの大半は、決算で「減価償却」という作業を行う必要があります。
実務では減価償却作業はメッチャメンドクセーです。簿記検定では決算整理仕訳の中でも重要なものです。

なお、同じ「借方」の勘定科目でも、「水道光熱費」「支払家賃」「支払利息」などは費用です。つまり、同じ10万円でも、備品を買ったのか、経費を支払ったのかで、当期の利益が異なるわけです。
なぜなら、利益=収益-費用だからです。損益計算書で計算します。
覚えていますか?
たとえば何かを買ったとします。そのときの借方を「備品」とした場合と「消耗品費」とした場合とでは、算出される利益が異なるわけです。
同じ値段なのに、勘定科目が異なるだけで、算出される利益金額が異なってしまうのです。
そう、お金の動きと利益計算は、直接的には関係ないのです。これが今の簿記会計なんです。
(まだムズカシーかもしれませんね)


【補足その2:消耗品費と切手・収入印紙の処理について】

事務用の消耗品(鉛筆、ノートなど)を購入したら、借方は「消耗品費」という費用勘定を用います。これらは物理的に存在していますので、「資産」としてもいいのではないかと思われるかもしれませんが、金額が小さく、すぐ使う&すぐ無くなるので、資産とするのはメンドウなので費用としてしまいます。

理論的・厳密に考えれば、これらも「資産」ですが、金額が小さいし、すぐ使うし、換金価値もほとんどないから、そういった事務用消耗品は買ったときに「費用」(消耗品費)にしてしまえ!ということです。

逆に言えば、事務用消耗品っぽいけど、切手や収入印紙は金額は小さくないし、換金価値も高いので、「資産なんじゃね?」ということになるわけです。

ですのでこういった「事務用消耗品かもしれないけど換金価値の高いもの(切手や収入印紙)は、資産にしようぜ」ということになります。具体的には「買ったときにとりあえず全額を費用として、期末になって未使用で残っている分は資産に変更する」という処理をします。
予習になりますが、たとえば、「100円の郵便切手を100枚現金で買った」ときは
(借)通信費10,000(貸)現金10,000
と仕訳しておき、「期末になった。切手は90枚使ったので10枚残っている」のであれば
(借)貯蔵品1,000(貸)通信費1,000
と決算整理仕訳をつくります(「貯蔵品」は資産です)。
これで当期の費用は10,000円-1,000円=9,000円になりますし、資産は1,000円になります。
(切手ではなく収入印紙であれば、「通信費」ではなく「租税公課」になるだけです)


【今回の『固定資産・経費等』の練習問題をやってみましょう!】

Q1;営業用の顧客まわりに使う自動車として2,000万円のスーパーカーを購入し、代金は小切手を振出して支払った。仕訳は?


A1;
(借)車両運搬具20,000,000 (貸) 当座預金20,000,000
営業車としてスーパーカーを買うなんて、いとおかし。


Q2;従業員が日帰り出張から帰社し、出張で利用した電車代の領収書5,000円分を受け取ったので、当該従業員の普通預金口座へ当座預金から振り込んだ。仕訳は?


A2;
(借)旅費交通費5,000(貸)当座預金5,000
貸方は「当座預金」です。従業員側の預金口座の種類は関係ありません。


Q3;事務所の家賃40万円を現金で支払った。仕訳は?


A3;
(借)支払家賃400,000(貸)現金 400,000


Q4;事務所用に付している火災保険の保険料24万円を小切手を振出して支払った。仕訳は?


A4;
(借)支払保険料240,000(貸)当座預金 240,000


Q5;プリンター用のインク5,000円分を現金で購入した。仕訳は?


A5;
(借)消耗品費5,000(貸)現金5,000


Q6;1枚200円の郵便切手を100枚購入し、翌月末払いとした。仕訳は?


A6;
(借)通信費20,000(貸)未払金20,000
感覚としては、「消耗品費」でも悪くないかもしれませんが、切手には別途「通信費」という勘定科目がありますのでこれを使います。


Q7;1枚200円の収入印紙を100枚、1枚4,000円の収入印紙を100枚現金で購入し、契約書に貼付した。仕訳は?


A7;
(借)租税公課420,000(貸)現金420,000
「収入印紙を買って貼ること」は「印紙税という税金を納めたこと」を意味します。そして経費処理する税金費用は「租税公課」勘定を用います。


Q8;以下の①および②は連続した取引である。仕訳は?
①Aさんに商品10,000円を販売した。代金は当店所属のB商店街が発行した商品券6,000円分と現金4,000円を受け取った。
②後日、この商品券をB商店街本部に持参して換金の請求をし、ただちに当店のC銀行当座預金口座に振り込まれた。なお管理のために預金口座ごとに勘定科目を設定している。


A8;

(借)受取商品券6,000(貸)売上10,000
(借)現金4,000



(借)当座預金C銀行6,000(貸)受取商品券6,000


Q9;当社は半年前に「元本100万円、年利2%、貸付期間は半年、利息は半年後の一括返済時に元本とともに受け取る」という条件で、従業員に小切手を振り出して貸付を行った。本日、当該従業員から返済(利息含む)があり当座預金に入金された。仕訳は?


A9;
(借)当座預金1,010,000(貸)従業員貸付金1,000,000
            (貸)受取利息 10,000
100万円×2%×(6ヵ月÷12ヵ月)=1万円が利息です。


Q10;10月28日支払いの給料総額が800万円、その給料に関する所得税の源泉徴収が60万円、社会保険料の控除額合計が50万円であり、当座預金から各従業員の普通預金口座に支払った。
翌月、社会保険料会社負担分56万円とともに小切手を振出して支払った。雇用保険は考慮しなくてよい。
(1)10月28日の仕訳は?
(2)納付時の仕訳は?


A10;
(1)
(借)給料8,000,000(貸)当座預金6,900,000
         (貸)所得税預り金600,000
          (貸)社会保険料預り金500,000


(2)
(借)所得税預り金600,000(貸)当座預金1,660,000
(借)社会保険料預り金500,000
(借)法定福利費560,000


Q11; 従業員が出張から帰社し、経理部に出張報告を行った。当該従業員は、出張中は会社用に利用しているICカードを用いて電車代5,000円を支払った。なおICカードにチャージしたときに「仮払金」勘定を用いた。仕訳は?


A11;
(借)旅費交通費5,000(貸)仮払金5,000
もし“チャージしたときに「旅費交通費」を計上した”のであれば、ICカードを使用したときは「仕訳なし」です。問題の指示によります。


Q12;事務所の賃貸にあたり、1ヶ月分の家賃10万円、仲介手数料20万円、敷金30万円をすべて小切手を振り出して支払った。仕訳は?


A12;
(借)支払家賃100,000(貸)当座預金600,000
(借)支払手数料200,000
(借)差入保証金300,000



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では第7回目の動画『純資産』でお会いしましょう!

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【本動画について】
効果音:©効果音ラボ 様: https://soundeffect-lab.info/

BGM:YouTubeのオーディオライブラリ内にある帰属表示不要のものを使用

本動画に登場する人物名・団体名はフィクションです。実在する人物・団体とは一切関係ありません。

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