【5分半でわかる】坊っちゃんのあらすじ【夏目漱石】

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この動画では、『坊っちゃん』のあらすじを簡単に紹介します。

動画を見て、この本に興味をお持ちいただけたら、ぜひ読んでみてください。

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【動画のあとがき】
坊っちゃんが初めてマドンナを見かけた時の心の動きを、漱石はこう表現しています。

「何だか水晶の珠を香水で暖ためて、掌てのひらへ握ってみたような心持ちがした」

この文章、素敵すぎませんか?綺麗な方を見かけたときの、ちょっと体温が上がってしまって、いい匂いが香ってくるようなあの感じ。それを「水晶を香水で温めて手のひらで握る」と表現するなんて。

坊っちゃんのこの文章に触れるたび、「やっぱり漱石はたまらんなぁ」って思います。

【本の情報】
題 名:坊っちゃん
著 者:夏目漱石
出版社:新潮社(新潮文庫刊)
ISBN: 978-4-10-101003-8

【動画の目次】
00:00 冒頭
00:14 ①四国の中学へ
01:11 ②生意気な生徒
01:56 ③マドンナ登場
03:08 ④赤シャツ成敗
05:10 おわりに

【動画を作った人】
●コカツヨウヘイ
 元司書のフリーライター。人生で一番読んだ本は、夏目漱石の『草枕』です。

●Twitter:  / librarian__y  

【Thanks】
・イラスト:mari©️o 様
・BGM:「約束のない日曜日」稿屋 隆 様
    「Your natural」稿屋 隆 様
・効果音:「次のシーン」稿屋 隆 様
・画像素材:ICOON MONO 様
・声:VOICEPEAK 様
・編集ソフト:Filmora 様
・デザインソフト:Canva 様

▼台本
①四国の中学へ

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
江戸っ子の坊っちゃんは、小さな頃からいたずらっ子。
父と母には、怒られてばかりだった。
そんな中、女中さんの清というおばあさんだけは、坊っちゃんのことを可愛がってくれていた。
坊っちゃんは中学を卒業する前に、両親を亡くす。
そのときに遺産が入ったので、物理学校で勉強することにした。
3年後、学校を卒業した坊っちゃんは、校長の斡旋で四国の数学教師の職を得る。
船ではるばる四国までやってきた彼は、中学校の校舎まで出向いて、先生方へご挨拶。
校長にはタヌキ、教頭は赤シャツ、同僚の数学教師には山嵐、英語教師にはうらなり君、美術教師にはのだいこ、といった具合にあだ名を付けた。
挨拶を終えて宿に帰ってくると、後を追って山嵐が授業の打ち合わせにやってくる。
そして彼は、親切にも下宿先まで紹介してくれた。

②生意気な生徒

いよいよ授業が開始。
しばらくは、そつなく授業をこなす坊っちゃんだったが、雲行きが変わったのは、彼が蕎麦屋で天ぷら蕎麦を4杯平らげた翌日のこと。
それを誰かが見ていたようで、生徒たちが「天ぷら先生」とからかってきた。
また後日、店で団子を食べると、これも次の日からかわれる。
「田舎では、いつも誰かが俺を監視している」と、坊っちゃんは腹が立ってきた。
極め付けは、宿直当番の日。
彼が寝ようと布団に入ったところ、なんと中にバッタが50匹も潜んでいた。
これは寄宿生のイタズラに違いないと、さっそく生徒たちを問い詰める坊っちゃん。
しかし、彼らは卑怯にもシラを切り続ける。
この事件で、坊っちゃんはすっかり学校が嫌になってしまった。

③マドンナ登場

ある日、赤シャツとのだいこの二人と釣りに行った坊っちゃん。
元々この二人はいけ好かないと思っていたが、釣りをしている最中もコソコソ噂話をしているものだから、ますます嫌いになった。
別れ際、赤シャツが要領を得ない忠告をしてくる。
どうやら、山嵐が生徒をそそのかして、イタズラをさせていると言いたいようだ。
これを真に受けてしまう坊っちゃん。
翌日、山嵐が自分で紹介した下宿から出てくれと言ってきたものだから、ケンカになってしまう。
坊っちゃんはその日のうちに下宿を引き払い、うらなり君に新しい家を紹介してもらった。
越してくると、下宿の奥さんから「うらなり君には、みんなからマドンナと呼ばれている美人の許嫁がいるのだが、赤シャツが彼女を横取りしようとしている」という話を聞く。
そして、山嵐がこのことを非難したので、赤シャツと山嵐は非常に仲が悪いらしい。
後日、坊っちゃんが風呂屋へ向かっていると、ばったりうらなり君と出くわす。
その時、ちょうどマドンナも見かけたのだが、噂通りの別嬪さんだった。
風呂から出た後、今度は赤シャツを発見。しかも、あのマドンナと一緒に歩いている。
坊っちゃんはここで「赤シャツは曲者だ」と確信した。

④赤シャツ成敗

しばらくして、坊っちゃんは、うらなり君がさらに田舎の学校へ転任するという話を聞く。
しかし、実はうらなり君が望んだことではなく、どうやら赤シャツが彼とマドンナを引き離すために企んだらしい。
そんな折、山嵐が「先の下宿の件は、主人が悪いやつだとわかった」と坊っちゃんに謝罪してくる。
これをきっかけに仲直りした二人は、一気に意気投合。
気に食わない赤シャツを、二人で懲らしめてやろうと誓った。
さて、ついにうらなり君の送別会。
はじめこそ、みんなうらなり君を労っていたものの、段々と不埒な雰囲気に。
座敷には芸者さんまでやってくる。
すると、芸者さんの一人が赤シャツに挨拶をした。どうやら二人は顔馴染みのようだ。
バツが悪いのか、慌てて出ていく赤シャツ。
場が荒れて、すっかり手持ち無沙汰になってしまった うらなり君を哀れに思い、坊っちゃんは遠慮する彼を引っ張って一緒に帰ることにした。
その後日、中学の生徒が他の学校の生徒とケンカをする。
これを知った坊っちゃんと山嵐は現場に駆けつけて仲裁したが、なぜか翌日の新聞では、二人が生徒を扇動したと書かれてしまう。
この事件がきっかけで、山嵐は学校を去ることに。
あれもこれも全部赤シャツが仕組んだことに違いない。
坊っちゃんと山嵐は、赤シャツが芸者遊びしているところを捕らえて、懲らしめてやる作戦を立てた。
学校を辞めて暇になった山嵐は、遊郭の近くの宿屋で赤シャツを待ち伏せする。
1週間も粘ると、ようやく赤シャツの馴染みの芸者が店に入っていくところを目撃。
それに続いて、赤シャツとのだいこも同じ店に入っていった。
彼らが店から出てきたところで、後をつける坊っちゃんと山嵐。
人気のない道までくると赤シャツたちに追いついて、懲らしめることに成功した。
坊っちゃんはそのまま辞表を書いて、校長宛に郵便で出す。
そして山嵐と二人で船に乗って、東京まで帰ってきてしまった。
それから坊っちゃんは、鉄道会社に就職し、幼い頃から可愛がってくれた清と一緒に暮らしたのだった。

#読書 #文学 #文豪

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