エアコン渡り線は【途中接続禁止】何でやねん❗メーカー11社と経産省に聞いた

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エアコン業界の常識は非常識だと思います。隠蔽配管のエアコンの更新工事などでは古い内外接続電線(連絡線、渡り線)を再利用したいことが多々あります。長さが足りなければ継ぎ足せばよいと思いますが全メーカー警告付きで禁止しています。また、内外接続電線の太さは多くのメーカーで2mmに指定されていますが、これも根拠がわからないです。よくわからないハードルが業界の常識としてすり込まれていて非常に厄介です。それらの謎や疑問について国内エアコンメーカー11社や経済産業省に質問したり、事故情報データバンクシステムで調べたりしました。エアコンのDIYをする素人の立場からこれらの問題ひいてはエアコン業界全体に対して私の個人的な意見を述べます。

★目次
00:00 内外接続電線の太さと途中接続禁止問題
01:54 電線の太さを2mmに指定している問題
03:38 1.6mmだと接触不良を起こすのは疑問
04:45 差し込み式速結端子のメカニズム
06:39 エアコンの速結端子の内部を見てみる
08:47 1.6mmにも2mmのも対応できて当然
10:18 内外接続電線の途中接続は全メーカー禁止
11:28 途中接続禁止の理由
11:52 途中接続が「悪」と刷り込まれている
12:31 思考停止こそが最も危険
13:28 事故情報データバンクシステムで根拠を調べる
16:12 途中接続自体ではなく途中接続の仕方が問題
18:04 電気工事士が正しく途中接続しても禁止か?
20:11 電気工事士の正しい施工も禁止するのは法令に矛盾する
20:50 電気工事士の施工OKと経済産業省に確認
22:07 法令で認められていることを自主規制で禁止してはいけない
23:33 自主規制に違反した場合のメーカーの独自制裁
25:47: メーカーの優位な立場を利用した取引があるのではないか
28:46 業界の自主規制は健全な競争や消費者の需要を阻害する
29:12 NITEは業界団体の広報活動をしているのか?
30:21 日本冷凍空調工業会の同調圧力は消費者の需要を阻害する
32:35 それでもエアコンが売れるから業界はあぐらをかいている
33:09 エアコン業界がDIYを嫌がる理由

事故情報データバンクシステム
https://www.jikojoho.caa.go.jp/ai-nat...
2009年9月からの事故情報のデータベース(過去14年ということ)現在約36万件

途中接続事故
の検索条件
フリーワード指定
フリーワード:途中接続 中間接続 継ぎ足し いずれかを含む
除外する単語:電源コード 分電盤(分電盤の途中接続があった)
(類義語):含む
項目指定
種別 (複数可):事故情報 危険情報
商品などの分類:大分類:家電製品 中分類:生活家電
商品などの名称:エアコン
上記で検索した結果
検索結果:31 件(内途中接続に起因しない:1件)
渡り線途中接続による事故(起因しないか不明2件を含む):30件
人的被害:0名
差し込みコネクタ:15件
速結端子:5件
リングスリーブ:2件
不明:6件
重大事故等:3件

それ以外の火災事故
の検索条件
フリーワード指定
フリーワード:重大事故 製品事故 いずれかを含む
除外する単語:電源コード 途中接続 中間接続 継ぎ足し
(類義語):含む
項目指定
種別 (複数可):事故情報 危険情報
商品などの分類:大分類:家電製品 中分類:生活家電
商品などの名称:エアコン
事故内容(複数可):火災事故 発煙・発火・過熱
上記で検索した
検索結果:714 件
人的被害:40名(死亡5名、重症2名、軽傷33名)
なお、重大製品事故の検索結果は159件
多かったのは、室内機のファンモーターのコネクタ、室外機電源基板の半田クラック

重大事故等とは:消費者による、商品等・役務の使用・利用に伴う事故のうち被害が重大
なもの
重大製品事故とは:製品事故のうち、発生し、又は発生するおそれがある危害が重大であるものとして、当該危害の内容又は事故の態様に関し政令で定める要件に該当するもの

経産省資料
エアコン設置工事に伴う電気工事士法・電気工事業法の規制
内外接続電線相互の接続は「電気工事」 であり「電気工事士資格」が必要
https://www.meti.go.jp/policy/safety_...

引用
NITE official
エアコン「3.途中接続で発火」
   • 【nite-ps】エアコン「3.途中接続で発火」  

配管や電線の再利用需要は普通にあると思います。隠蔽配管以外でも内部屋、マンションの廊下に面する部屋で廊下に室外機設置が禁止されている場合、マンションの先行配管などです。
内外接続電線の白と黒は完全にコンセントの白と黒がそのまま室外機に行っています。室内機のパワーリレーは通っていますが、経由していると言えるものではありません。コンセントが100Vでしたら100V、200Vでしたら200Vです。コンセントの配線がそのまま並列に室内機と室外機に分配されているという事です。それで、渡り線とも言います。インバーターは室外機内部の基板にあります。
https://assets.st-note.com/img/168879...
赤は信号線ですが、mAオーダーしか電流が流れないので保安上の問題は何もありません。

私が問題にしているのは
【途中接続】=【火災・死亡】=【危険】=【悪】
という公式を刷り込むような風潮が思考停止を招いていることです。
数が少ないから大したことではないと言っているのではなく、いたずらに危険を強調して正しく恐れることをやめてしまう事こそ最も危険であるという事です。
悪いのは接続ではなく接続の仕方ですが、まるで途中接続をすること自体がとんでもないことだと繰り返されることによって「正しい途中接続」がありえないものになってしまう事は危険な印象操作の手法であると考えています。
私は電気工事は電気工事士が法令に則って正しく施工すれば何の問題もないということを言っているだけです。

経産省は下記
「エアコン設置工事における保安確保の徹底について」(H.20.12.3)
という文書の最後で
https://www.meti.go.jp/policy/safety_...
内外接続電線の途中接続は「電気工事」なので「電気工事士が施工すべきである」
としています。
ところがメーカーは自主規制でそれを禁止しています。
内外接続電線の途中接続は電気工事士が法令に則って正しく施工すれば公に認められている正しいことです。それをして、なぜ問題があるとされるのか。全く何の根拠もないし理解できません。

自主規制で上位の法令を補完したり細かく規定を付け加えたりすることはあり得ると思いますが、完全に禁止するというのは上位の法令を否定することになり、あってはならない ことです。内外接続電線の途中接続は電気工事士が電気設備の技術基準に則って途中接続をすればよいということになっています。それは省令レベルです。
現在多くのメーカーが主張する「電気工事士であっても途中接続禁止」という自主規制は言うまでもなく上位の省令を完全否定することであり、明白に矛盾することですのでこれはあってはならないです。私は、メーカーが勝手に作っている自主規制に従う必要はなく、電気工事士が法令に則って正しく施工すれば何の問題もないと考えています。

内外接続電線の途中接続について、私は、各メーカーに
「電気工事士が電気設備の技術基準に則って正しく接続することも禁止するのですか?」
と質問しました。それに対して禁止すると言ったメーカーがほとんどであり、途中接続が行われた場合はそれに起因しない故障も含めてすべての故障を保証しないと言ったメーカが大多数でした。事故や不具合があった場合に施工の不良か製品の不良かの責任問題で揉めることが多々ありますが、たとえ施工に問題がなくても自主規制としての禁止事項を無視した施工の場合は施工に起因しない不具合も含めて一律に施工者の責任であると言い切ることができる仕組みをメーカーを中心とした業界団体が作っています。独自ルールに違反した場合はすべての保証をしないということをごり押ししたいのではないかと思ってしまいます。自主規制の名の下に、業界の不利益を排除して一般消費者の需要を無視しているようにも見えます。メーカーと元請けが一緒になって業界団体全体で自主規制の名のもと、もうけのシステムを作り上げているように受け取れます。設置業者に対しても公正な取引をしているとは思えません。

平成10年~20年頃、内外接続電線の途中接続が、引っ越しの時に無資格者によって気軽に行われました。エアコンの移設が引っ越し業者のオプションメニューにあったぐらいです。その結果施工不良が頻発し、問題視されるようになりました。メーカーや業界団体の要望もあり、経産省が平成20年に「エアコン設置工事における保安確保の徹底について」文書を出しました。この文書の最後で、「途中接続は電気工事なので電気工事士以外は工事するな」ということをはっきり言いました。そのような経緯があります。簡単に途中接続しないように注意喚起の意味で途中接続は「電気工事士が行うべき電気工事である」ことをはっきり強調して保安確保の徹底をはかったということです。しかしそれは、言い換えれば途中接続は「電気工事士が電気設備の技術基準に則ってすればよい」ということです。
結局現在多くのメーカーが主張する「電気工事士であっても途中接続禁止」という自主規制は上位の法令に矛盾する結果を招くことになっているという事です。かつて要望して出してもらった省令解釈が今となっては逆に足かせになっているようなものです。
経産省としても今さらまた見解を変えるわけにもいかずナイトという外郭団体で途中接続をやめるよう注意喚起していますが、経産省も自己矛盾しているように見えます。これらは業界のご都合主義が招いた混乱であると考えています。
私はメーカーや業界団体の自主規制ではなく、法令に従うまでです。万一エアコンの機能に不具合が発生した場合、途中接続など取付工事に起因するものでなく、製品の欠陥に起因するものであれば、認められるかは別としてメーカーの責任を問うまでです。

内外接続電線の途中接続は雨露にさらされる場所、水気や湿気のある場所という悪条件を考慮する必要があります。それらの悪条件を無くしたり避けたりするような正しい接続方法があります。
例えば室内機近傍なら、ドレンの水気の影響を受けないようにドレンパンより上に接続箇所を設けます。さらにいつでも点検できるよう開閉できる蓋が壁面にあるボックス内で接続すれば良いでしょう。
   • 【室内編】電線が短いのに警告❗途中接続禁止🖐だったらどうするの❓#エアコンDIY  
屋外でしたら雨露や水気をさけるために防雨、防水型のプルボックスを設置し、PF管でケーブルを導き、その中で接続すれば良いでしょう。必要ならばブチルゴムテープで防水してからビニールテープで保護してもよいと思います。
   • 【屋外編】警告❗途中接続禁止🖐エアコン電線が短いのにどう延長するの❓  
実行されるかは別としても、メーカーはそのような工法例を据付工事説明書に明記すべきです。その通りでなかったら保証しないという事であれば良いと思います。それを示さないで安易に禁止で片づけるのは良くないです。

#エアコン取付
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#内線規程

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