【朗読】山本周五郎「立春なみだ橋」~オーディオブック~ 朗読:京谷由香里

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周五郎先生はヤクザを“人間以下の屑”と見なし、作品の中に登場させることを好まなかったそうですので、今回の作品は周五郎作品としてはちょっと異端な存在ですが、「母の有り難み」を感じさせる人情味溢れる内容です。BSテレ東開局15周年特別企画「山本周五郎人情時代劇」でもドラマ化された作品です。

初出:「譚海」昭和十五年一月号(青空文庫未収録) 
現在は新潮文庫『生きている源八』などで読むことが出来ます。

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◎主な登場人物
新吉(しんきち)大工橋田屋棟梁の一番の腕っこきだが、近頃は賭場への出入りに明け暮れる
お仲(なか) 岡っ引き島屋仁右衞門の娘で18歳
島屋仁右衞門(しまやにえもん)51歳の岡っ引き。敵同士の悪るにも好かれるくらい人気のいい男
お兼(おかね) 息子が13歳の時に家を飛び出し、亭主にも死に別れ。息子を捜し歩くうちに盲目になる
佐助(さすけ) なりの小さい貧相な辰次の手下
辰次(たつじ)「無手の辰」と呼ばれるヤクザ。25、6歳だが、喧嘩兇状で何度も牢入りしている
伝五郎(でんごろう)向こう傷のある辰次の手下

◆註釈(文中の表記、意味などについて)
半ちく(はんちく)中途はんぱ。
岡っ引き(おかっぴき)町奉行所の同心に私的に抱えられ、犯罪人の探索、逮捕の役に当たった者。目明かし
渡舟場(わたしば)渡し船の発着する所
賭場(とば)ばくちをする所
一脈(いちみゃく)つながりのあるもの
兇状(きょうじょう)犯罪。罪状。凶悪な罪を犯した事実
盆茣蓙(ぼんござ)ばくち場でつぼを伏せるござ
ドサ 役人に踏み込まれること
盲ら滅法(めくらめっぽう)少しも見当がつかないこと。やみくも
再縁(さいえん)(女性が)二度めの結婚をすること
栄耀(えいよう)派手でぜいたくな暮らしをすること
手慰み(てなぐさみ)ばくち
新内語り(しんないかたり)新内節の三味線を二人で、地と高音を弾き合わせながら街頭を歩き、客を求めて新内節の一曲または一節を語り、祝儀をもらう芸人
音締め(ねじめ)三味線・琴などの弦を締めて、音調を整えること。また、整えられた音色
嫋々と(じょうじょうと)長くしなやかなさま
性根(しょうね)根本的な心の持ち方。心構え
肺腑(はいふ)肺臓。転じて、心の奥底
森閑と(しんかん)物音一つせず、静まりかえっているさま
半帖(はんじょう)芝居の見物人が出す掛け声、野次。また転じて、相手をからかったりまぜかえしたりする言葉
止め札(とめふだ)入場券
仲人(ちゅうにん)仲裁人
平ぐけ(ひらぐけ)平ぐけ帯とは、芯を入れずに柔らかい平(たいら)に仕立てた幅の狭い男帯
娘師(むすめし)土蔵破りをいう盗人仲間の隠語
十日夷(とおかえびす)漁業の神、商売繁盛の神、五穀豊穣の神として有名な「七福神」の戎(恵比寿)様を祀るお祭り


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(青字の数字をクリックしていただくと、その章から始まります)
  雪空    その一   0:00    
       その二   5:25
  母親は仏 その一 12:19
       その二 20:16
  浅草涙橋 その一  27:42
       その二 34:45
       その三  42:00

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◆動画制作に当たって、以下のサイト様の素材をお借りしました。
ありがとうございます。

Sound:DOVA-SYNDROME
   By 田中芳典様
    
Photo、イラスト:フリー素材サイト様から
  作品中に使用している写真等は挿絵のようなイメージ画像ですので、ご承知おき下さいませ。
  またタイトルに使用した浮世絵は歌川国貞の「江戸自慢三十六興 橋場雪中」です。

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