【世界初演】潮見 裕章 委嘱作品 高 昌帥 作曲 (composed by Chang-Su Koh) 「Concertino for Tuba and Wind Orchestra」

日時：2024年3月24日
場所：DMG MORIやまと郡山城ホール 大ホール
指揮：高 昌帥
テューバSolo：潮見 裕章（大阪交響楽団 テューバ奏者）
伴奏：A-Winds奈良アマチュアウィンドオーケストラ

【世界初演】潮見 裕章 委嘱作品 高 昌帥 作曲 (composed by Chang-Su Koh) 「Concertino for Tuba and Wind Orchestra」

★高 昌帥氏のコメント★
潮見氏から委嘱を受けたのはいつのことだったろうか。あまりにも昔のこと過ぎて覚えていないくらいなので、PCに残っている記録を調べてみたところ、何と2012年 9 月であったことが判明。委嘱のお話しを頂いて実に11年もの期間お待たせしてしまいました。この11年間何度もお会いしているのに一度も催促されることも無く、そのご厚意に甘え続けてきました。潮見さん、本当にスミマセン!
さて、11年越しにいよいよ作曲するに際して、テューバという楽器の特性を考えてみました。
テューバの特性その一、何と言っても音が低い!いや実は低いだけで無く意外なほど高音域もカヴァー出来て、金管楽器の中では 1 ・ 2 を競うほど音域が広いんです。
特性その二、テューバは繊細な弱音にはじまり、吹奏楽をバックにしても埋もれないほどのヴォリュームに至るまで、とにかくダイナミクスレンジが広い!この点はオーケストラで用いられる他の低音楽器(ファゴットやバスクラリネット、コントラバス等)より遥かに抜きんでています。
特性その三、テューバはその見た目に反して敏捷性が非常に高い!楽器界のサモ・ハン・キンポー(古い?)です。

これらの特性を活かしつつ、潮見氏の音楽性を存分に発揮してもらえる様な曲を作ろうと思いました。その狙い通りの音楽になったかどうか。聴衆の皆様にご審判頂ければと存じます。


#潮見裕章#奈良アマチュアウィンドオーケストラ