GB 魔界塔士 Sa・Ga を振り返る動画 Final Fantasy Legend

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GB Sa・Ga シリーズ 再生リスト Final Fantasy Legend Series
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©︎ SQUARE ENIX

ストーリー
世界の中心に立つ塔は、かつて自由に出入りできたはずだったが、現在は入り口が閉ざされている。それによって世界の平和が乱れる中、人々は塔の頂上にある素晴らしい楽園の伝説を信じて、希望を保っていた。冒険者たちは、塔の謎の解明と楽園を目指して塔の扉を開いていったが、帰ってくる者はいなかった。冒険者の一人である主人公もまた、塔の扉をくぐり、中へと入る。

『魔界塔士 Sa・Ga』は、1989年12月15日にスクウェアからゲームボーイ用として発売されたロールプレイングゲーム。スクウェアが初めて開発したGB用ソフトであると同時に、携帯ゲーム機向けソフトとしては初めてのロールプレイングゲームでもある。本作は同社史上初のミリオンセラー作品となり、のちにサガシリーズとしてシリーズ化された。また、本作の北米版のタイトルは『The Final Fantasy Legend』であり、北米版のGBのサガシリーズはファイナルファンタジーシリーズの外伝作品という位置づけに置かれた。

本作のキャラクター成長システムは、スクウェアが1988年末に発売した『ファイナルファンタジーII』の熟練度による成長システムを発展させたもの。
『ファイナルファンタジーII』は、従来のRPGで用いられていた経験値によるレベルアップ制を廃し、戦闘中の行動にあわせて随時能力が変わる「熟練度によるキャラクター成長システム」を採用した。これは、当時の他のRPGにはあまり見られない斬新なシステムだった。その斬新さが仇となりファイナルファンタジーシリーズの続編では採用されなかったが、斬新性を追求する指向で企画されたサガシリーズで発展的に採用されることになった。このシステムは、『時空の覇者 Sa・Ga3』など一部の作品を除き、後のシリーズ作品にも採用された。
ただし本作では「戦闘中にとった行動」が直接成長に関与するシステムは採用されていない。サガシリーズでこのようなシステムが本格的に採用されたのは『Sa・Ga2 秘宝伝説』が初。

統一感のない世界観を有しており、このような世界観に合わせるために、原子力発電所に生身で突入する暴走族など常識の概念に囚われない設定の登場人物が、あえて多く用意された。 開発当初はただ下へ潜った末に魔王となって神と戦うという構想もあり、この構想では上に登って行った場合はアシュラとの最終決戦を迎えるという予定だった。

独自のシステムがいくつか用意されており、その一つである「倒した敵キャラクターの肉を食す」というシステムは、元々は倒した敵キャラクターの能力を取り込めないかと考えた末に、ビジュアルとして肉という形にしたのが始まりであり、最終的にはマンガ肉による表現が用いられた。

種族には人間、エスパー、モンスターの3種があり、人間とエスパーにはそれぞれ性別がある。主人公は、人間とエスパー各2種および、モンスター4種の合計8種から選択する。ゲーム開始時は主人公1人だけだが、仲間を3人まで「アドベンチャーズギルド」で無料で雇える。最初の世界のギルドのメンバーの初期能力は基本的に主人公に劣るが、後半の町にあるギルドほど初期能力の高いメンバーを仲間にできる。ただし一度仲間に雇ったメンバーを外す方法は、死亡した場合にギルドで新たな仲間を代わりに雇うのみ。
なおGB版では、プログラムの仕様上、仲間を3人雇わないとイベントが進まなくなる一方、WSC版以降の移植版ではその制約は存在しないため、主人公の一人旅もできる。

また、ゲーム中の台詞は全て固定であり、種族や性別に関係無く全員同じ口調、基本的に男言葉で話す。

にんげん
アイテムを8個まで装備可能(防具は1か所につき1種類)。「ちからのもと」「すばやさのもと」「HP200」などの成長用アイテムを使って成長させる。このため早い段階で、HP・ちから・すばやさをMAXにすることも可能である。防御は防具を装備して上昇する。魔力に関しては一部装備でごくわずかに上昇できる程度。そのため、魔法を使用してもほとんど効果がない。

エスパー
アイテムを4個まで装備可能で、さらに特殊能力欄が4個ある。戦闘後の突然変異により各種パラメータが上がったり、特殊能力が変化する。特殊能力に関しては、種類が入れ替わるだけでなく、使用回数の残量が増減することもあり、時には0にまで低下したり本来の最大値を超過することさえある、博打性の強いものになっている。これらはGB版では告知されないため、こまめにステータス画面で確認する必要がある。男女で成長しやすい能力が異なるが、戦闘中の行動や戦った敵の強さとは関係がない。

モンスター
アイテムは一切装備できないが、特殊能力欄が8個ある。戦闘終了後に倒した敵が落とす肉を食べると、別のモンスターに変身し、特殊能力やパラメータも変身した個体に対応したものに全て入れ替わる。それぞれの個体に固有のレベルが設定されており、現在の個体のレベル・食べた肉の個体のレベルの両方を参照し、高い方のレベルを採用する。
同じ個体でいる限り、特殊能力やパラメータが変化することはないが、高レベルのモンスターになるほどパラメータが高くなり、特殊能力も強力になっていく。この「肉を食べて強くなる」システムも、斬新なシステムと呼ばれる所以の一つである。

企画はほしののぶゆき氏によって起案され、『ファイナルファンタジー』発売後から2年後に河津秋敏氏の監督のもとで開発が進められた。

当時スクウェアの代表だった宮本雅史氏は、ゲームボーイ版『テトリス』の大ヒットによって携帯ゲーム機プレイヤーの人口が増加していることを受け、ゲームボーイ用ソフトの開発を命じた。
河津氏と石井浩一氏は、『テトリス』のようなゲームではなく、ユーザーが一番求めているであろうRPGの開発を決意。当時、河津氏らは『ファイナルファンタジーII』を開発し終え、続編についての話をしていたところだったため、同作のファミコン向けとして続編として用意していたアイデアをゲームボーイ向けにアレンジする形で本作の開発を進めた。

河津氏は2015年の電撃オンラインとのインタビューの中で「今考えると『ファイナルファンタジーIII』は派手な演出を特徴とするファイナルファンタジーシリーズの原点ともいえるところがあったから、良い差別化できたと思う」と振り返っている。

本作は成田からホノルルまでの時間に相当する、6時間から8時間で遊べるゲームというコンセプトの元、開発がすすめられた。
開発者たちは、電車に乗っている間でも遊びやすくするため、短い間にゲームが一気に進んでいることを視覚化するための努力を重ねた。ゲームの面白さを保つためには、短いプレイ時間の中で最低一体以上の敵を出す必要があることから、本作では敵の出現率が他のスクウェアのRPG作品よりも高く設定された。
難易度は高く、一歩進んだシステム設計となっており、そこがサガシリーズとファイナルファンタジーシリーズとの違いであると河津氏はGame Spyとのインタビューの中で答えている。

『Sa・Ga2 秘宝伝説』のスタッフである田中弘道氏は20周年イベントの中で、当時のゲームボーイのカートリッジの容量が2メガビットだったため、最良のパフォーマンスでゲームを動かすために要素を削っていったと話している。また、河津氏も同様の理由でシナリオを短くしたと2001年のファミ通とのインタビューの中で話している。

『魔界塔士Sa・Ga』という題名はスタッフたちの間で話し合って付けられたが、「魔界塔士」の部分は河津秋敏氏がつけた。「魔界」という単語を入れた理由について、河津氏は「Apple II向けコンピュータゲーム『ファンタジー ジェルノアの章』の海賊版『幽霊戦士』のイメージが強く、本作の世界観の観点からも、アジア的ないかがわしさを出したいと思い、『魔界塔士』という漢字四文字で表現した」と電撃オンラインとのインタビューの中で述べている。

音楽は植松伸夫氏が担当し、全15曲が使われた。
ファミリーコンピュータの新たなステレオ・オプションや、独特の波形、そして3和音といった特徴がゲームボーイには当てはまらなかったため、植松氏は最初この差異に苦労した。河津氏は、『ファイナルファンタジー』の初期2作品のような音楽を求めていたが、植松氏は新しい波形を作ることにした。

ゲームボーイでは音源の容量に制約があったことから、植松氏は2000年のIGNとのインタビューでリメイクする意向を示しており、リメイクにあたっては「音楽とグラフィックの質は上げた方がいいだろうけど、ユーザーが楽しめるゲームを作るのが必要だ」という意識も示している。勝利の時に流れるファンファーレ「Eat the meat」は、「倒した敵キャラクターの肉を食す」というシステムにちなんで名付けられた。
サガシリーズにおいては戦闘曲などが再利用されており、サウンドトラック全集などに収録されている。また、「プロローグ」はGB版サガシリーズにおいてもアレンジ版が使用された。さらに「涙を拭いて」"Heartful Tears" はサガシリーズ全体のうちの5作品においてアレンジ版がそれぞれ異なる場面において使用された。これらの楽曲は1991年に発売された2枚組のサウンドトラック集『Sa・Ga全曲集』および、2004年12月に再販されたバージョンにも収録されている。本作の楽曲群のうち、「プロローグ」・「街のテーマ」・「メインテーマ」・「涙を拭いて」・「エピローグ」は、シンセサイザーでアレンジされた上で、全曲集の2枚目の最終トラック「Journey's End」という一つの楽曲としてまとめられた。

00:00 プロローグ Prologue
00:59 メインテーマ Main Theme
02:38 街のテーマ Town Theme
04:23 魔窟 The Bandit Cave
06:11 レクイエム Requiem
07:02 Hurry up ! Hurry Up !
08:22 戦闘 Battle
09:46 Eat the Meat Eat the Meat
10:14 禁断の塔 The Forbidden Tower
11:38 激闘 Fierce Battle
13:04 涙を拭いて Heartful Tears
15:21 魔界塔士 Warriors Ascendant
16:36 最上階 The Top Floor
17:38 怒闘 Enraged Battle
19:26 エピローグ Epilogue

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