第二部各論 第2章4節 ひきこもりの人はなぜ人が怖くなるのか?

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00:00 OP
01:42 ひきこもりの人の原因
05:59 なぜ怖いのか
08:31 発達障害と言われなかったけれど

本日は「ひきこもりの人はなぜ人が怖いのか」をテーマに動画を撮ってみようと思います。

ちょっと考えてみれば不思議ですよね。なんで?と思うじゃないですか。
ただの人じゃん、無視すればいいじゃんとか周りの人は思うんですよね。でも怖いんですよ。

彼らがいる世界、彼らが見ている世界と、こっち側からこう見えるよというアドバイスをすることもあれば、一回こっち側に入って「ああ、こんな風に見えるんだね」と言ってあげる必要があるんですよ。

外側からの景色を教えてあげることもあれば、内側から見えるものを「ああ、こういう風に見えてるんだね」と言語化してあげる必要もあるというわけです。
今日は、こっちの部分をちょっとお話ししようかなと思います。

■ひきこもりの人の原因

なぜ怖いのかと言うと、ひきこもりの人の原因を1つずつ考えてみましょう。

例えば、うつ病、うつ状態ですね。
うつ病とか双極症のうつ状態、あと統合失調症の幻覚・妄想状態、あと不安ですね。
不安障害の不安やパニック発作からくる予期不安。
また発作が起きるんじゃないかという予期不安から出られない。

あとは強迫症状が止められないので出られない。
あとは発達障害ですね。発達障害から来る落ち込み、対人不安。
それからトラウマ、PTSD。

ここら辺がメインかなと思います。

うつはわかりやすいですよね。
元気がなくて、うつが持っている独特の妄想、「自分はダメなんだ」という罪業妄想とか、理解できない脳の病気らしさという感じですよね。妄想系。だから出れない。

幻覚・妄想状態もそうなんですよね。怖い。
昔で言う了解不能というのがあるんですよ。
了解不能というのはヤスパースという人が言ったんですけど、そこから来る怖さがあります。
ここら辺はなんで怖いんですかと言っても理解がちょっと難しいんですよね。
脳の「怖い」というところが刺激されているから怖いと理解していくと見えることも多いなと思います。

あとはここですよね、パニック発作も「もう死んでしまうんじゃないか」みたいな。
本当に苦しい、溺れる時のような息苦しさを感じるので、またあの感じが来るんじゃないかという恐怖感があるわけですね。
あとはルーティンを崩したくないという強迫性障害。これも生々しいですよね。

ただわかりにくいのが、こっちの生々しさなんじゃないかなというか。
特に発達系の人たちの恐怖感というのはわかりにくいですね。
あとトラウマの人、PTSDの人たち。
発達の人はトラウマになりやすいですかね。

ここら辺もどうして怖いかというとちょっと難しいんですけども、嫌だった時のことをありありと覚えているんですよ。
そして我々が梅干しのことを考えたらヨダレが出るように、その時の感情をありありと思い出すんですね。これが特徴です。
彼らはそういう風に言葉を使って説明ができないんですけども、その時のことをありありと覚えている。

PTSDだとフラッシュバックと言ったりするんですけども、発達障害の人はフラッシュバック様の恐怖体験、いじめられていたことを、数年前、数十年前のことも昨日のことのように今目の前で起きているかのように思い出すことができたりして恐れる。感情に飲み込まれることがよくあります。

■なぜ怖いのか

なぜ怖いかというとそれぞれ理由があるんですけども、一旦内側に入ってみて、彼らから見える景色を眺めていくことが大事です。

彼らは成功体験が少なかったり自信がなかったり、いろんな理由があるんですよね。
そんなの仕方ないじゃないかとか周りで見ていると思うかもしれないけれども、そうじゃなくて内側に入って彼らの同じようなものを彼らが見ている体験、彼らが感じていること、彼らが感じてるような空気感を持って接してあげるというのはとても重要ですね。

「益田お前はやってるのか」と言われると、やりつつでも外側から見える景色も言いつつやってます。
でもまあ、本当は外側もいらなかったりするんですよね。ぶっちゃけ。

本当は内側から見えることを言語化してあげるだけでも治療は十分だったりしますけどね。
でも、これだけだとやっぱり治療の焦点がうまくいかないから、外側もいるかなという感じもしますけど。

だから結構悩むんですよね。どういう言葉をかければいいのか、どういう風に言えばいいのかとか。そういうことですね。

でもとにかく怖い。
それは僕らが感じている他者への恐怖とはやっぱり質が違うんですね。
1枚も2枚も違う感じですね。
質感が違うので、理解しにくさを前提に話をしていかないと、自分がこうだったからこうだよとか、そういうアドバイスはあまり良くなくて。
内側に入って説明するのが結構重要だったりします。

おそらく最近は発達系の問題が大きいと思うんだよね。
彼らの持つ生々しさ、ありありと覚えている感じというのは、ぜひ覚えておいてほしいなと思います。

発達傾向がなくてもひきこもっていると新しい情報がないので、やっぱりすごく覚えてたりするのはあるのかなと思います。

■発達障害と言われなかったけれど

病院では発達障害と言われなかったんですよ、という方もいると思うんですよ。
発達障害と言われなかったけれども、この傾向があることは結構大きいですね。

発達障害というのはまずスペクトラムと言って、障害の重い人の上位1、2%位を障害と言ったりするんですよ。そしてここら辺をグレーゾーンと言ったりします。

ドクターによっては1、2%のものしか障害じゃないと言ったりするので、グレーゾーンのことを診断し忘れたりとかすることもあるし、伝えないこともあるという感じです。

あと子供の時は言われなかったかもしれないけれども、年を取るにつれて成長がついていけなくて、結果的に発達障害だとわかるパターンもあるんですよね。
低身長症みたいな感じで途中まではついていけているんだけど、だんだん年を取るにつれてついていけなくなる。高校生まではついて行けるけれども、大学生になって自由な時間が増えたらついて行けなくなる。

大学生まで行けたけども、社会人になってついていけなくなる人もいる。
例えば平社員とか研修中の時は良かったけれども、実際仕事が始まってみてとか、部下を持ってみてということで初めてわかる。

結婚してからわかるとか。結婚した時に他の人だったら結婚することによって成長するところが成長についていけなくて、結果的に発達障害とわかるパターンもあるので、それも理解してもらえたらなと思ったりはしますね。

今回は、引きこもりの人たちはなぜ人が怖いのか、その時の恐怖体験というのはどういうものなのかをテーマに、動画を撮ってみました。

#ひきこもり
#精神科医 #益田裕介 #オンライン自助会

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