京成金町線 高架化直前の様子 〜高砂→柴又間〜

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京成電鉄では「成田スカイアクセス」開業が近づいていることから、にわかに注目を集めつつありますが、そのような中、起点の京成上野駅から12.7kmに位置する京成高砂駅（以下「京成」省略）では、高架の新ホームが姿を現しています。
成田スカイアクセス開業に伴い『スカイライナー』や『アクセス特急』などが登場するため、高砂駅を通る列車の数が大幅に増加します。しかし、ここを起点とする金町線（高砂〜京成金町間）は、上野直通列車を除き4番線で折り返すため、このままではダイヤ作成の障害になります。
そこで、成田スカイアクセス開業の少し前になる7月5日（予定）、金町線の列車は上野駅への直通を取りやめ、全て高架新ホームでの発着とし、線内折返し運転の形態となります。これは、現在の京成本線・北総鉄道の運行本数を確保しつつ、成田スカイアクセス経由の列車を運行させるためのもので、同時に上野〜金町間の列車の運転区間を高砂以西に短縮し、その分普通列車の編成両数が増強されるようになります。
しかし、金町線から上野方面へ向かう通勤客から見れば、必ず乗換えが発生するというデメリットがあります。ダイヤ改正というのは必ずしも、利用客全員にメリットをもたらすものではありません。なお、線路切替え工事は7月3・4日に行われる予定です。変化を間近に控えた高砂駅から、金町線で1駅先の柴又駅までの様子を取り上げます。
2010.5.28

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