「正直、対面授業に勝るものはない…」コロナ禍の高校受験　名古屋市のグループ学習型の塾では (22/02/23

愛知県の公立高校の入試まで、２週間を切りました。名古屋市の学習塾では、感染対策のためリモートで授業を受ける生徒がいる一方で対面の良さを感じている生徒も。

　名古屋市北区にある学習塾「鹿島塾 光音寺校」。

　この塾は、主にグループ学習を行っていて、みんなで考え、わからないところがあれば講師に教えてもらうという授業形式です。

　公立高校の入試まで、２週間を切り「追い込み期」に入っていますが…
　
　（塾講師）
　「質問あれば呼びかけてください」

　中には、対面ではなくリモートで授業を受ける生徒も。
　
　「Ｑ最後に塾に来たのはいつ？」
　
　（リモートで授業を受ける生徒）
　「２〜３週間前になると思います。コロナにかかってしまっては元も子もないので、体調を気遣ってリモート授業に切り替えています」

　感染リスクを減らすためリモート授業を選択していたのです。
　
　また「第６波」では、学級閉鎖も相次いだことなどで２月中旬には…

　（塾講師）
　「一番多くて６〜７割の生徒が、オンラインになることもありました」

　カメラで教室全体を映すことで、リモート授業でも教室内の緊張感を共有してもらおうと工夫していますが、対面授業を受ける生徒の方が、今は多くなっています。

　（対面で授業を受ける生徒）
　「塾に来た方が先生に質問しやすい。直前ですので教室はピリピリしている。集中できていいなと思います」

　「（感染への）不安はあるんですけれど、よりみんなで勉強していると感じられるので、対面授業を選んでいます」

　塾側も、対面で授業を受けた方が、学習効果が高いと考えています。

　（塾講師）
　「対面に勝るものはないなと正直感じていて、友人同士で『解決しようぜ』というのは、対面式じゃないと難しいとは感じています」

　教室内は常に換気し、感染対策は徹底。入試までラストスパートです。

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