「マスクがずれて困った」小耳症の子に“救世主”【Nスタ】

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いまや必需品となったマスク。実は、一部の子どもたちにとっては、つけるときに困ったことが起きているんです。

おいしそうに朝ご飯を食べているのは小学2年生の石田颯斗くん(8)。生まれつき右耳の一部がありません。「小耳症」と呼ばれ、およそ6千人から1万人に1人の割合で症状が現れるといわれています。

「左の耳は健常で形もありますし、通常どおり聞こえます。右の耳が生まれたときから形がなくて聞こえない状態です」(母・石田智子さん)

長引く新型コロナの影響で、母親の智子さんには、ある悩みが・・・

「子どもにマスクをつけるときに少し困っています。右がひっかけられないので、斜めになる」(母・石田智子さん)

マスクがずり落ちてしまうと、普段から付けている補聴器にも思わぬ影響を及ぼします。

「マスクをするとヒモが当たるので、がさがさうるさくて、あまりつけたくない感じになっています」(母・石田智子さん)

結局、この日の朝も、補聴器を付けることを諦めてしまいました。新型コロナによるマスク生活が始まって以降、補聴器を付けて登校した日はほとんどありません。そんな小耳症の子供たちにとって、救世主ともいえる製品がいま注目されています。

「すべり落ちないマスク、小耳症の方でも使えるマスクを販売しています。鼻の部分にシリコンで出来た滑り止めがついています」(マルマイユ 井上孝輔社長)

片耳を外しても、すべり落ちないこのマスク。補聴器を付けたお年寄りや、マスクによる耳の痛みを和らげたい人からも注目され、販売開始以降、5千枚近く、注文が相次いでいるといいます。製造のきっかけは、あるお客さんのひと言でした。

「『ここには耳にかけないマスク売ってないの?実は片耳がない女の子がいて困ってる』と言われて、大変なことを見落としていたと思った。社会的課題なのかと認識したので、何とかうちで作りたいと思った」(マルマイユ 井上孝輔社長)

その「すべり落ちないマスク」が、颯斗くんの自宅に届きました。

「よいしょ。お、どう?」(母・石田智子さん)
「落ちない」(颯斗くん)

一般のマスクをつけた際には、雑音が入ってしまった補聴器は・・・

「うるさくない」(颯斗くん)

マスクのヒモが下の位置で固定されることで、補聴器のマイクに十分なスペースが確保されました。

「本当にニッチなものだから、別に、もうけのためではないじゃないですか。すごくうれしいなと思っています」(母・石田智子さん)



#小耳症 #マスク #新型コロナウイルス
(Nスタ 2021年2月5日放送)

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