年間約2万3000匹 イヌやネコの殺処分を減らすために…高齢者が「飼う」から「預かる」へ新しい「里親」のカタチ「永年預り制度」

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およそ2万3000匹。
全国で1年間に殺処分されているイヌやネコの数です。
本文 迷子や飼育放棄が後を絶たない中、殺処分をなくすためにはどうすればいいのか。
札幌の団体が始めた新しい里親のカタチが広がりを見せています。

新型コロナの影響でおうち時間が増えたことによって巻き起こっているペットブーム。
こうしたイヌやネコがペットショップなどで販売される場合に今月から義務化されているのが「マイクロチップの装着」です。

■あいの里動物病院・鳥越慎吾院長:「じゃあ入れますよ~。もう入りました。」
「記者Q:一瞬で終わる?」
「そうですね。普通の注射と同じです。」

マイクロチップの長さはおよそ1センチ。専用の機械で読み取ると飼い主の情報などが登録された15ケタの番号が表示されます。
なぜ、マイクロチップの装着が義務化されたのか。
背景にあるのは、自治体などに保護されるイヌやネコの存在です。
札幌市では2020年度、イヌとネコあわせて672匹が保護されました。
ただ、殺処分の数は年々減っていて、イヌは2014年度からゼロに、ネコについても数匹程度にまで減少しています。
そこには市の活動を支える民間のボランティアの存在がありました。その1つがNPO法人「ツキネコ北海道」です。
■ツキネコ北海道・曳地多美マリアさん:「この部屋は子猫がメインの部屋になっていて、だいたい1歳前くらいのネコちゃんたちがたくさんいるお部屋になります。」
ここでは市とも連携しながら60匹ほどのネコを保護していて、新しい飼い主などを募集しています。
■ツキネコ北海道・曳地多美マリアさん:「結構みんな風邪をひいている状態で保護されてくる。
目もグジャグジャだったり鼻水で鼻がふさがっていたりご飯食べなくてというのが多いですね。
それをケアして風邪が治るとみんな元気に走り回って人に近づいてきてという感じですね。
」これだけ多くのネコの引き取り先をどうやって探しているのか。
その方法の1つが2015年に始めた「永年預かり制度」です。
■ツキネコ北海道・曳地多美マリアさん:「永年預かり制度というのがご自身が飼えなくなるまでネコを預かってもらうという制度で、体力的にネコの世話をするのが難しくなったとか、ちょっと施設に入院することになったとか、そういうことがあった時にネコをツキネコに戻せる制度になっています。
」保護団体の中には、60歳以上の高齢者にはネコを譲渡しないというルールを設けている所も多くありますが、「永年預かり制度」では高齢者にも対象を広げることでネコの引き取り先を見つけやすくしています。

札幌市中央区で一人暮らしをしている川口浩さん82歳。一緒に暮らしているネコは、ツキネコ北海道が保護した「ももち」です。
2年前に永年預かり制度で川口さんの元にやってきました。
林野庁で40年ほど働いた川口さん。これまでにイヌを2匹飼っていましたが、いずれも天国に…1人暮らしの寂しさを感じていたところ出会ったのが永年預かり制度でした。
ちょっと警戒心が強いももちは多頭飼育崩壊の現場から保護されたそうです。
推定年齢は14歳で人間の年齢にすると70歳を超えています。
■川口浩さん:「どう思っているかは私は分からないですよ。喋らないから。
も幸せそうだし私もネコに癒されている部分もあるし、どっちが先にあちらの方に行くか分からないんだけれども、それまで穏やかに暮らせればと思っていますね。」

【スタジオ】

▼ツキネコ北海道の永年預かり制度・誰でも預かれるというわけではない・面談をして生活環境などを聞き取った上で判断・費用は3万円から3万5千円ほど。
▼何よりも大事なのは、保護されるイヌやネコが1匹でも減ること
▼そのためにもペットを飼う際には避妊・去勢手術を行うなどマナーを守ることが大切です。

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