冬の野菜作り講座(冬野菜栽培のコツとポイントを解説)冬野菜栽培の基本と冬の畑管理を伝授!

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冬の野菜作り講座
今回の動画では、冬の野菜作りのコツとポイントのほか、野菜作りをお休みする前に終わらせておく作業などを詳しく解説します。
極寒の真冬でも種まきして収穫できる野菜があるのをご存じでしょうか。
農家など野菜作りのプロでなくても、冬に野菜を育てることは可能です。
確かに春から秋に比べて、寒さの厳しい冬は栽培の難易度が高いのですが、栽培のコツとポイントを知っていれば、誰でも簡単に冬の野菜作りができます。
冬でも育つ野菜はたくさんありますし、冬にしかできない畑のメンテナンスもあります。
冬は野菜作りができないと思っていた、過去にチャレンジしたけど失敗した、という方でも、この動画を最後まで見るだけで、冬の野菜作りが格段に上達します。
寒さが厳しい季節ですが、野菜作りを思いっきり楽しみましょう

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秋田県農業試験場
積雪寒冷地域における冬期葉菜類栽培に関する研究
https://www.pref.akita.lg.jp/uploads/...

【目次】
0:00 オープニング
0:11 冬の野菜作りのコツとポイント
2:30 冬野菜が甘くなる理由
4:44 寒さに耐性のある品種を育てる
5:45 種まきと育苗は温かい場所で行う
7:11 冬の土作り
7:57 防寒対策
8:26 マルチング
9:16 保温トンネル
10:49 冬野菜を作らないときにやっておく作業
11:36 畑の片づけ
12:13 寒起こし
12:44 春前に堆肥を入れる
13:28 コンテナ栽培の片づけと土作り

【動画の内容】
冬野菜が甘くなる理由
雪下野菜や越冬野菜という言葉をご存じでしょうか
北海道・東北・北陸のような北の寒い地域では、秋に育った野菜を収穫せずに越冬させて、雪解けの時期になってから収穫していました
これらの野菜のことを雪下野菜や越冬野菜と言います
寒い地域の人たちは、冬野菜を低温に当てると味が良くなることを先祖から受け継いでいました。
一見ただの伝承農法に思えますが、現在では科学的にも解明されています
秋田県農業試験場の、積雪寒冷地域における冬期葉菜類栽培に関する研究という論文の中で、冬野菜は、低温馴化と呼ばれる現象によって品質が高くなる、という研究結果が発表されています。
基本的に植物の主成分であるデンプンは、0℃以下になると凍結しますが
多くの冬野菜は低温に当たり始めると、根の養分吸収を抑えて、体内の水分含有量を少しずつ減らしていき、体内の酵素を使ってデンプンを糖化します。
糖はマイナス10℃くらいまでは凍結しないため、結果的に耐寒性が高まるという仕組みです。

寒さに耐性のある品種を育てる
野菜には、種類ごとに発芽や生育に適した温度があるので、冬期は寒さに比較的耐性のある野菜を育てることが大事です。
耐寒性の高い代表的な品種は、ホウレンソウ、コマツナ、チンゲンサイ、ターサイ、小型のダイコンやカブなどがあります。

種まきと育苗は温かい場所で行う
種から育てる場合は、発芽までがとても重要な時期となります。耐寒性の高い品種であっても低温下ではうまく発芽しません。
仮にうまく発芽させたとしても、幼苗期に低温や霜に当たると一瞬で枯れてしまいます。
種まきはもちろんですが、発芽して苗が一定の大きさになるまで、温かな場所で育苗するのが成功のポイントです。
冷風の当たらない玄関や、暖房が効いた室内の日当たりが良い場所、簡易なビニールハウス、衣装ケースなどで十分です。
暖地では、不織布をベタ掛けするだけでも、一定の温度をキープすることができます。
工夫次第で費用が掛からない、安価な保温設備を作ることができます。
温かな場所からいきなり寒い場所に移植すると、馴化が追い付かずに枯れてしまうことがあります。植えつけの数週間前になったら、外気に当てて少しずつ低温にならしていきましょう。

冬野菜の土づくり
気温が低下するにつれて、次第に肥料の分解が遅くなり、効き目が悪くなっていきます。
冬野菜の元肥や堆肥の投入は、栽培をスタートする3週間前には完了させておきましょう。
土作りが間に合わなかったときは、あえて堆肥や元肥を入れずに栽培して、追肥で不足する養分を補ってやりましょう。
無駄に投入した堆肥や元肥は、全く使われずに春まで残ってしまいます。
耐寒性がある野菜の多くは軟弱野菜なので、前作野菜の跡地なら元肥がなくても栽培できます。

防寒対策
冬野菜は耐寒性が高いとは言っても、極寒になると生育が衰えてしまいます。なるべく温度に影響を受けないように、温度管理をして生育を早めてやりましょう。
温度管理の方法は大きく2つで、1つはマルチング、もう一つは保温トンネルです。

マルチング
マルチングとは、植物の株元や花壇、コンテナなどの用土の表面を資材で覆うことです。
資材には、ポリエチレンシート、敷きわら、バークチップなどがありますが、マルチング資材の中で、最も地温上昇効果が高いのは、透明のポリエチレンシートです。
シワがないようにぴったりと、上部だけでなく、畝全体を覆うように張るのがポイントです。

保温トンネル
暖房を使わない保温トンネルなら、暖房も不要でコストもあまりかかりません。
支柱で半円形の骨組みを作り、その上から被覆資材をかけて作物を栽培するので、冬の低温下でも野菜作りができます。
被覆のフィルムを二重構造にすれば、冬野菜の生育に十分な温度を確保することができます。
外気温が10℃を下回ったら、保温トンネルを作って防寒対策をしておきましょう。

冬野菜を作らないときにやっておく作業
冬は寒いから野菜作りはお休みします、という方もおられると思います。
そのようなときは翌年以降に向けて、畑の片づけや土作りをしておきましょう。
本格的な寒さが到来する前に、しっかりと手入れすることで、春以降の収穫量に大きな差が出ます。

畑の片づけ
栽培が終わった畑には、野菜の茎葉など、腐敗した残渣がたくさん残っています。
そのまま放置すると、翌年以降の病害虫の発生の原因となってしまいます
また、野菜の残渣を多く残しておくと、冬期にエサが不足する鳥獣たちの、格好の餌場になってしまいます。
鳥獣が住み着いてしまったら翌年以降に鳥獣被害が増えてしまうので、野菜の残渣は畑からきれいに取り除くか、耕うんして地上に出ないようにしておきましょう。

寒起こし
春まで栽培する予定がないときは、寒起こしをしておきましょう。
地下の用土を掘り起こして冷気にあてることで、病害虫を減らす効果が期待できます。
また、用土が凍結と解凍を繰り返すことで土の中に隙間ができ、団粒構造の土壌になります。

春前に堆肥を入れる
春野菜の種まきや植え付けの1カ月前になったら、畑に堆肥を入れて耕うんしておきましょう。
堆肥を入れることで微生物の働きが活発になり、土壌生態系も落ち着きます。
野菜は土が固いと根が張れなくなり、栄養や水分をうまく吸収できません
堆肥を入れることで微生物が有機物を分解し、土がフカフカになるだけでなく、水と空気の通り道ができ、野菜が深くまで根を張ることができるようになります。

コンテナ栽培の片づけと土作り
コンテナ栽培で使った用土は、春に向けてしっかりと手入れしておきましょう。
冬の間にしっかりとリフレッシュしておけば、翌年の野菜がより元気に育つようになります。
やり方はとっても簡単なので、ぜひチャレンジしてみましょう。

冬は病気や害虫、雑草などが発生しにくく、水やりも普段よりも気にかけなくて良いので、他の季節と比べて手間がかからないというメリットがあります。
多くの野菜にとって、冬の環境は厳しく、栽培にはあまり適していませんが、この動画でコツとポイントを掴んで、おいしい冬野菜をたくさん収穫しましょう。

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