うつ病の治療の流れ

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00:00 OP
00:37 うつ病とその治療
06:51 カウンセリングは学習による成長
14:15 治療の段階
19:13 本日の宿題

本日はうつ病の治療の流れということでお話しします。
スケジュールなどをお伝えします。
これは2022年1月25日、2年半ぐらい前に一回やったテーマなんですけど、2年半ぶりにリメイクしてみようかなと思います。

◾️うつ病とその治療

うつ病とはどういう病気かというと疲労なんです。
ここに書いてますけれども、問題があって、人生の問題が色々あるわけです。
その問題が解決せず悩んでいくと、だんだん心身の疲労がたまっていく。
心身の疲労というのは脳の炎症反応ですから、その炎症反応が続いていくと、ある日うつ症状、うつ病みたいになってしまうということです。

昔よりもそういう炎症モデルというのがうつ病の理解。
もっと昔は内因性うつ病といって、よくわからないけどうつ、気分の落ち込みを不定期に繰り返すのがうつ病だと考えられていたんですけど、最近は、脳の炎症が起きてきて、そこの扁桃体の過活動など、そこのネットワークがうまくいかなくなってしまった人みたいなイメージです。

だからうつになったら、なかなか脳が回復しないから時間がかかるし、回復を促すために抗うつ薬はあった方がいいし、一度弱くなったそのネットワークは、また再び悪化しやすいというか、そういうイメージに変わってきたなという風に思います。

うつ病と適応障害も、原因があるのが適応障害で、原因がないのはうつ病だみたいな言い方をしてましたけど、何となくそこの境界も曖昧になってきたし、うつ病と不安障害、うつ病と気分変調症の境目というのがだんだん昔よりも曖昧になってきたなというのが、僕の中の精神医学的な歴史観なんですけど、そんな感じです。

初期というのはずーっと落ち込んでて、グチャグチャグジャグジャしている、と。
うつ病と言うと元気がない人、落ち込んでいて泣きたい人という感じがしますけど、最初の頃はむしろイライラしていて攻撃的だったり過活動たりすることも珍しくないんです。
何とか踏ん張ってる。
イライラしながらもなんとか踏ん張って奮い立たせてる。
エネルギーが落ちてるのをカフェイン、エナジードリンクを飲んで無理やり動かしてるようなイメージです。

昔うつがあった人、子どもの時のうつというものも最近、2年半前とは違って僕は結構注目するようになりました。
子どもの時にうつをやってる、脳にダメージを受けてた人たちというのは、やはりうつ病になりやすかったりするので、そこも念入りに聞くように変わりました、この2年半で。

だんだん落ちてきている、と。
最後は踏ん張って走るんです。
ここで診断された後、病院へ行くと何か元気になるんです。
本当は調子悪いけど病院行ったら大丈夫でした、もう薬はいらないかも、やはり休まなくても大丈夫です、と言うんですけど、実際休むとガクンと来ます。

今までは初めて走るフルマラソンみたいで、もう気力で走ってるみたいな。
だけど一回休み始める、ゴールになるとガクッと来て、全然走れなくなってる。
休んだことで悪くなったじゃないですかと家族や本人から言われたりするんですけど、これも2年半前と違って、もう言われなくなってきたんですけど、実を言うと、でも下がりますよ、と。
これもある部分一般的になって、休み始めたら却って調子悪くなったのだけど、そこからが休息ですよというのも、まあYouTubeのおかげで広まったのかアレですけど、言われなくなりましたが、まあ落ちますよ、と。

最初はもう記憶がないぐらいな感じですね、調子悪いよ、と言って。
そういう急性期みたいなのが3~6ヶ月ぐらい続きます。

だんだん回復期に移行する、と。
最初はもう寝ててもいいぐらいです。
寝てていいんです。
最初は寝られないんだけれども、回復期に入ると本当に1日15時間とか寝てるのは普通にあります。

脳の炎症なのでうつ病も、脳のネットワークの異常なので、やはり寝て治すんです。
寝ながら無意識に回復したり、崩れたネットワークや固着化したネットワークを脳がグニャグニャ、グニャグニャ変えて、パソコンのアップデートみたいな感じで、再起動、アップデート、再起動、アップデートしてるような感じで寝ながらうまくやってるような感じです。
それで治ってきて良くなると言う感じです。

再発予防期は、じゃあ良くなった後に薬をすぐやめていいんですかというと、そうではなくて、今度は再発を予防するための治療期間に移るんです。

どれくらい抗うつ薬を飲むんですかというと、初発だったり、若い人だったら4~9ヶ月ぐらいは飲もうよ、再発や中高年発症だったら1~3年、難治性の人だったらそれくらい飲んだ方がいいよ、とガイドラインには書いてありました。
5年以内の再発率40%、双極性障害に移行するのは5~10%と当時も言っていました。
そういうガイドラインでした。
なるほどなと思いつつ。

じゃあ2年半経って今の自分はどうしてるかというと、この基準は守りつつ、通院が面倒くさいんだったら抗うつ薬は抗精神病薬と違って副作用はあまりないので、肝機能障害もそんなに気にすることもないので、急性期ほど、急性期に使った時ほどは薬いらないかもしれないけれども、まあ飲んでいてくださいよ、と言います。
睡眠薬や抗不安薬を使った増強療法を急性期でしてることも多いんですけど、そうじゃなくて、抗うつ薬単剤だったら1~2ヶ月とか3ヶ月分ぐらいまとめて出すことも珍しくないです。
2~3年経ってやめようかなと思った頃に、またちょっと軽いうつになってしまうということがよくあって、しばらくまだ飲んでおきましょうか、言うことが多いかなという感じです。

◾️カウンセリングは学習による成長

カウンセリングをやらないといけないんじゃないですかとよく言われるんですけど、カウンセリングとは何かということです。
カウンセリングというのはうつの原因となったストレス、心身の疲労、透明になった原因、この問題をどうやって解決していくかということなんです。

薬物治療というのは薬の力で脳を変えていき、不安や困難を乗り越える治療。
カウンセリングとは何かというと、言語的介入によって頭の中を整理したり、自分が成長していく、学習されていくことによって不安や困難を乗り越えていく方法。
福祉とは何か、福祉導入とは何かというと、周りの人のサポートをもって自分の不安や困難を乗り越える方法。

なので、カウンセリングとは何かというと、成長なんです。
学習による成長です。

じゃあ、どうやって学習による成長を促すのかというと、この問題解決を一緒にしながら、問題がいっぱいあるんですよ、散らかった部屋みたいなもの、散らかった部屋を一人だとやはり腰が重いじゃないですか。
だから一緒にやってもらう。
片づけ方を一緒に教わる。
問題を、部屋を片付けながら、同時に片付け方を学ぶというか、場合によっては部屋の配置を一緒に変えてみる、そういうものがカウンセリングというか精神療法の意味です。

まずは問題、どんな問題があるのかを整理していく。
解決できないと思っているかもしれないけど、解決できない問題は基本的にないので、問題を整理していく、可視化していく。
いっぱいあるかもしれないけれども、それを一個一個埋めていく。
ドラクエみたいに一個ずつやる。

ドラクエも魔王を倒すまでにスライム何匹、ザコキャラを何匹、何時間合計かかりますと言われるとうんざりするじゃないですか。
僕らは整理して可視化すると大体こんなものだなとわかるけど、全部を言うと嫌な気持ちになると思うので言わないんですけど、それをやっていくということです。
ドラクエだったら40時間、100時間とかあるように、精神療法もそれくらいかかるということです。
ゲーム1本分くらいは余裕でかかります。

解決していく。
問題というのは色々な解決もありますけど、問題を解決していく中で、トロッコ問題みたいなこともあるんです。
こっちに行けばあっちが立たずみたいな、どちらにもメリット・デメリットがあって、全くデメリットがない、というか、全くの正解がない問題というのもあるわけです。

こっちへ行けば若者を1人殺してしまう。
こっちに行けば5人の老人を殺してしまう。
あなたはブレーキの付いていないトロッコに乗ってます。
どちらを犠牲にしますか?と。

人生の中ではそういう決断がありますね。
そういうものまで、そういう問題、トロッコ問題なんだ、とわかるところまで問題を整理していく、そして解決していくということが大事。
解決を選ぶ。
もうあとは運ですよ、ここまでいったら運をやるということです。

◾️治療の段階

★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)

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