危険なめまい、救急外来に行くべきか判断する方法４つを解説

めまいを感じた時に一番心配な事、頭の中は大丈夫か？救急外来の場所でも実際に行われている危険なめまいを除外する方法を簡単に解説。
動画を見て、めまいがして救急外来に受診すべきか、翌日でも病院受診で良いか。そのまま様子見ていていいかを自分で判断しましょう。


もし頭からくるものであったら手遅れになるのではないか、命に関わるのではないか。急に目の前がグラグラしてきて気持ち悪くなった。今まで体験したことのない状況に救急車を呼ぶべきなのか、横になって休んで、明日まで待って病院にかかればいいのか判断に迷うと思います。

でも大丈夫です。今日動画で話すことを理解して覚えておけば、そのめまいが頭から来ているものかどうなのかがわかります
これからお話しする内容は、救急外来の場所でも実際に行われているものです。
医師免許を取ったばかりの研修医がまず、初めに勉強し理解し救急外来の当直中に、めまいの患者さんに実践している方法です。

もしあなたがめまいが起きたことがあって、また起きたらどうしようと思っている。
そう考えているのであれば、ぜひ最後まで動画をご覧ください

『目次』
①めまいで中枢のものは2~3%である
②年齢とどんな病気をしたことがあるかが大事
③グルグル回るめまい、ふわふわするめまいといった、どんなめまいかで脳からくるめまいと判断することはできない
④実はめまい以外のある症状が、脳からくるめまいの判別に重要

0:00　重要ポイント
0:57　目次４つ
1:57　①中枢めまい数％
2:39　②年齢と既往歴
3:17　③めまいでの判別不可
4:06　④めまい以外の4つの症状チェック
5:49　④-2ろれつがまわるか
6:22　④-3顔面の感覚の左右差
7:06　④-4座位保持
8:09　まとめ

『参考文献』
急性期めまいの診療フローチャート
https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
めまいの救急外来でのストラトジー
https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
市中病院救急外来のめまい患者の統計
https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
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『耳鼻科医富田のいいみみChとは？』
　体の調子が悪くなってスマホでネット情報を調べますよね。最終的に医療機関を受診しましょうという文言で終わる情報が多いと思いませんか。多種多様な情報が多くてどれが本当なんだろうと悩むことも。さらに病名が列記されていて、病気の特徴が箇条書きになっていて、この症状に当てはまるからこの病気では？、これも当てはまるなあと更に迷ってしまう。どうしても病院で診察する側からすると、どのような病気の可能性があるかと広く沢山の病名を考えて、一番可能性の高いものを他のものと比べて選ぶという診療をしています。そのために病名の列記をするWebサイトが多くなるのです。
　このChでは一般的に出会う可能性の高い病気や症状、多く見られる病状についてを中心に医療豆知識として発信していきます。
　これで調べて納得して自分で腑に落ちれば病院に受診しなくてもよくなるかもしれません。余計な不安を解消して笑顔で暮らすために役に立つ情報で一杯になりますように。
富田耳鼻科クリニック院長　富田雅彦
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『自己紹介』
富田雅彦：耳鼻咽喉科医＠新潟県新発田市
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会認定専門医
めまい平衡医学会認定めまい専門医
耳鼻科医がみみ・はな・のどの医療知識を発信中
1997年　山形大学医学部卒業
1998年　新潟大学医学部耳鼻咽喉科学教室入局
2006年　医学博士号取得
2007年　新潟大学医歯学系耳鼻咽喉科助教
2011年　長岡赤十字病院耳鼻咽喉科部長
2019年　富田耳鼻科クリニック開院




ブログ：新発田市耳鼻科医の医療マメ知識
https://tomita-ent.com/practice/


富田耳鼻科クリニック：0254-20-1133
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