【うつ病】うつ病は再発しますか?【2024年版、精神科医が7分で説明】治癒|再発|メンタルヘルス

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0:00 (1)はじめに
0:15 (2)うつ病の治癒と再発リスク
2:20 (3)うつ病の再発を予防するには
6:24 (4)まとめ

うつ病は治療をすれば時間がかかっても改善し、しばしば薬なしの「治癒」が目標になりますが、一方で再発のリスクは残ります。できる対策はある一方、それでも再発しやすい場合もあります。

ご質問「うつ病は再発しますか?」について、精神科医が7分で回答しています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)

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【ご質問】 うつ病は再発しますか?

(1)はじめに

うつ病は、落ち込みなどのうつ症状が続く脳の不調です。主に脳内物質セロトニンの不足などが背景とされ、休養、薬物療法、精神療法が治療の3本柱となっています。本記事では、うつ病の再発リスクと予防法について詳しく解説します。

(2)うつ病の治癒と再発リスク

うつ病は治療すると徐々に改善し、まずは服薬しても安定が続く寛解状態に至ります。その後、徐々に薬を減らし、最終的には薬なしでも安定が続く治癒を目指します。

しかし、治癒後も再発リスクは残ります。治癒後の再発率は一般よりも高く、論文によっては50%とも言われています。再発を繰り返している場合、さらに再発率が上がる傾向があります。

再発しやすい因子には以下のようなものがあります:
再発回数が多い
症状が完全には治りきっていない
遺伝的要因
若年発症

再発のきっかけとなりやすいのは、ストレスの重なりや疲労、体調不良などです。ただし、原因が不明確な場合もあります。

(3)うつ病の再発を予防するには

再発予防の基本的な考え方は、ストレスや疲労の蓄積を防ぐことと、再発の前触れに気づいて早期対処することです。以下に具体的な予防策をいくつか紹介します。

a) ストレス対策
身近な発散法の充実
環境の調整(必要に応じて仕事を変えるなど)
生活習慣の改善
考え方の癖の把握と調整
対人関係の癖の把握と調整
自分の軸の再発見

b) 疲労対策
大きな過労を避け、休養時間を確保
生活リズムや睡眠の改善
アクティブレストなど、効率的な疲労回復法の探索

c) 医療的な面での対策
抗うつ薬の長期継続を検討
再発の前触れを知り、早期発見・早期治療を心がける
再発しやすい背景要素(発達障害の傾向など)への対策

d) 生活面での対策
考え方や対人関係の癖の見直し
自分の特性(発達特性や過敏さなど)の理解と環境調整
過去の出来事の影響を見極め、今できることを積み重ねる

(4)まとめ

うつ病は治療により薬なしでの治癒を目指せますが、その後も再発リスクは残ります。再発の多くはストレスや疲労の蓄積が引き金となるため、日々の予防策が重要です。様々な角度からストレスや疲労対策を続けることが再発予防につながります。

ただし、対策をしても再発を繰り返す場合もあります。その際は「再発はしうる」ことを前提に、原因を見極めつつ適切な対策を取り続けることが大切です。

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【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

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