知の回廊 第64回『植物の歴史と生物多様性』

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監修:西田治文(中央大学理工学部)

 ・・・ ヒトも恐竜も、すべてはその時代の植物と共にあった。

地球の歴史は約46億年と考えられていますが、地球に生物が現れてから40億年、陸の上に住むようになってからは、まだ5億年くらいだと言われています。つまり生物にとって、陸の上での歴史は非常に短いのです。
その生物全体の生活を支えているのは植物です。植物の歴史を知ることは、ヒトを含めたすべての生物の歴史を知ることにも繋がるのです。
植物と動物はお互いに影響しあい、さらに多様性を高めてきました。
地球上に存在するあらゆる生き物は、その進化の歴史の中で、お互いにはげしい競争をしてきました。それにもかかわらず多様性が増加してきたのは、生き物同士が独自の共生関係を結ぶことで、お互いの存続を可能にしてきたからに他なりません。私たち人間は、そのような「生物多様性」から恩恵を受けていることを、決して忘れてはならないのです。

2008年に新設された中央大学 理工学部 生命科学科の専任教授であり、古代植物研究の第一人者、西田治文先生が、生物多様性の大切さを訴えます。

(登場人物の肩書きや施設等の名称は番組制作当時のものとなります)

2008年度制作

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