【ルート解説】武甲山(秩父の悲しき名峰へ、表参道から登ります) Course Guide of Mt.Bukoh

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2022年4月23日、秩父の2百名山「武甲山」に登りました。
高度経済成長期から需要が高まったセメント。その材料である石灰岩を採取するために山の北側は大きく削り取られ、標高も30m程低くなったそう。人間の生活のためとはいえあまりにも痛々しい姿の山です。その巨大で奇妙なピラミッドのような姿の武甲山は、物凄い迫力で秩父の街の上にそびえ立っています。

この日は早朝から二子山に登りました。(    • 【危険ルート徹底解説】秩父のジャンダルム・二子山 ~クレイジーマウンテンに...   )二子山下山後、車で1時間半かけて武甲山の登山口である生川登山口(一ノ鳥居)へ移動。表参道である生川コースから山頂を目指します。


お知らせ】
★4Kに対応した編集をしています。メインカメラは4Kで撮影しておりますが、一部のシーンは4K非対応のカメラで撮影しておりますのでそれほど画質が良くありません。また、薄暗い道のシーンは光量不足により手ブレしております。ご承知おきください。


【チャプターリスト】
0:00 オープニング・登山口へのアクセス
1:32 一ノ鳥居駐車場~林道歩き
3:38 十五丁目登山口~大杉の広場
6:30 大杉の広場~御嶽神社
8:40 御嶽神社~山頂
11:28 山頂広場紹介
12:17 下山~エンディング


【アクセス】
飯能市から秩父市街に向けて山間を走る国道299号線の「生川入口」信号を左折。立ち並ぶ巨大な石灰工場の間を道なりに奥へと進みます。10分程走って右にある鳥居をくぐると御嶽神社一ノ鳥居駐車場があります。20台近く停められる駐車場で、着替えもできる立派なトイレがあります。
この日は天気もよく登山者が多かったため、鳥居に向かう路上のかなり下の方まで駐車車両が並んでいました。(100台以上停まっていそうでした。)駐車場近くの道はかなり広いため、路肩に停めても大丈夫そうです。私が到着したのはお昼頃。朝から登った方が帰ったのか、駐車場に数台空きがありました。
また、西部秩父線の横瀬駅から1時間半程かけて歩いてくる方も多いようで、駐車場にはタクシーが数台待機していました。電話で配車してもらうこともできるそうです。ちなみに、駅から鳥居までの道は巨大な石灰工場に囲まれた場所が多く、道路も石灰で真っ白。巨大なトラックが頻繁に行き交う道です。気持ちよく歩ける道ではないと思いますので、徒歩で向かうのは個人的にはおススメできません。


【ルート概要】
①一ノ鳥居~十五丁目登山口
一ノ鳥居のトイレの横から伸びている参道を登っていきます。小さな橋の先に「二丁目」の丁目石があります。この「丁目石」は一ノ鳥居付近の一丁目から山頂の御嶽山神社の五十二丁目まで続いており、どのくらいを登っているかの目安になります。
橋を渡り、川沿いの林道を歩いていきます。林道沿いには手作り感のあるカフェや川魚の養殖池の跡などがあります。林道は一部崩落していますが、ちゃんと迂回路があります。十二丁目辺りに「持山寺跡」への分岐、十四丁目に小さなベンチ、十五丁目は大持山への分岐があります。ここで川沿いの林道歩きが終わり、登山道が始まります。

②十五丁目登山口~大杉の広場
十五丁目から数分登った十八丁目付近に、崖から流れ落ちる不動滝と、その水を汲める水場があります。様々なサイズのペットボトルが置かれているので、体力に余裕のある方は山頂の神社まで担ぎ上げるといいそうです。
そこからは薄暗い杉林の中をひたすら登っていく道です。傾斜はそれほど急ではありませんが、変化がほとんどない登りがひたすら続くので疲労が蓄積していきます。丁目石の数が増えていくのを楽しみに登り続けて行きます。
三十丁目付近には石灰石の石積場があります。山頂の神社からここまで石灰石を持ってくることで山への感謝を表すそうです。
三十二丁目を過ぎて少し進むと、道の真ん中に巨大な杉の木がそびえ立っています。ここが大杉の広場です。休憩できるベンチもあります。十五丁目からの標高差は300m程です。

③大杉の広場~山頂
大杉の広場を過ぎてから、所々に杉の巨木が目立つようになってきます。朽ちた木のウロに観音像が置かれている場所もあり、信仰の山らしい神聖な雰囲気が濃くなってきます。
四十丁目前後から道に岩が目立つようになってきます。登山道はずっと杉林の中の暗い道ですが、道の右側に妙に明るい落葉樹の森があり、白っぽい石がゴロゴロしているのが見えました。そのすぐ先は人が削り取った絶壁になっているようで、進入禁止の看板もありました。
五十丁目まで来ると、その先に明るい空が見え始め、やがて山頂の広場に到着します。山頂の広場には東屋やトイレ(冬季閉鎖)、御嶽神社があり、休憩できる場所もたくさんあります。御嶽神社の社殿の手前には参道の終点となる五十二丁目の丁目石があります。社殿の両脇には狼の狛犬がユニークな表情で座っています。
そして、社殿の奥に進むと武甲山山頂の標識がある第一展望所があります。ここから秩父も街並みを見下ろすことができます。朝登った二子山も遠くに見えました。空気の澄んだ日には北アルプスや日光の山まで見えるそうです。

④山頂~一ノ鳥居
山頂から南に伸びる尾根をシラジクボまで辿り、そこから下山する周回コースも楽しそうでしたが、スタートが遅い登山だったことと下山後に自宅まで運転する長い道のりを考慮し、来た道をそのまま引き返すことにしました。単調な杉林の下りが延々と続くためつい早足になってしまい、1時間程で駐車場に到着しました。


【感想】
秩父市街から見上げた北側の武甲山は奇妙なピラミッドのような山容ですが、登山道がある南側は古から続く静かな信仰の山。その二面性が不思議な山でした。
登山道は変化に乏しい杉林の道で、頂上まで展望も開けません。それだけに山頂に到着した時の達成感は大きく感じられました。駐車場や登山道、トイレなども整備され、危険箇所も道に迷いやすい箇所もありませんので、初心者の方でも楽しめる山です。シーズン中の週末には多くの登山者でにぎわう山ですが、登山道が広いのですれ違いで渋滞になることも少ないと思います。


【BGM】
Song2,3:from MATSU(   / matsu_ma2sound  )
Song4: Whisper3 - 音楽素材PeriTune(https://peritune.com/)
Song5,8: Remember Me - JR Tundra(YouTube Audio Library)
Song7: Roman Müller - Easy Life (Vlog No Copyright Music)


【YAMAP活動記録】
https://yamap.com/activities/16818637

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