Ferrari 308 GTS:フェラーリV8心臓部の組み立て。エンジンの組立手順の完全マニュアル②パワーチェックリベンジ第15話 【Hirota Engineering】47

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本日は、エンジンの心臓部と言えるクランクシャフトとコンロッド、ピストンの組み付け方について解説致します。エンジンを組む工程で最も根幹となる作業になります。
フェラーリV8エンジンに採用されるクランクシャフトは伝統的に平面クランク=シングルプレーンと呼ばれるクランクシャフトであり、これは片バンクの4つの気筒の点火タイミングが180°ずつ均等にずれているため相互の排気干渉がなく、高出力に対しては有利でありフェラーリ独特のフェラーリサウンドを奏でる要素にもなっています。ただし2次の振動が発生するので高級車へ採用されることが多いV8エンジンにはこの構造のクランクシャフトは敬遠され、世の中のほとんどのV8エンジンには立体クランク、クロスプレーン構造のクランクシャフトが採用されています。この場合は片バンクの点火タイミングが等間隔にならず排気干渉が発生し、高出力に対しては不利になります。
このように振動発生の問題を犠牲にし、高出力であることを優先させたシングルプレーン構造を取ったV8エンジンは歴代フェラーリV8の全車、ロータス エスプリV8、マセラティ シャマル、マクラーレンのV8くらいしかありませんが、このフェラーリ308 GTSにも漏れなくシングルプレーン構造のクランクシャフトが採用されています。
今回の組み立て作業の中で、その構造をよく観察することができますが、実は構造が違うだけで、主運動系のクランクシャフト、コンロッド、ピストンの組み付け方は意外にも世の中のほとんどのレシプロエンジンとほぼ同じであることがお分かり頂けると思います。しかし多くのエンジンの組み立て作業にも転用できることを考慮し、敢えて心臓部の完全マニュアル的な動画を作成致しました。エンジンの種類問わず、これからエンジンの心臓部を組まれようとする方、その構造を理解されようとする方には大変お勧めできる内容になっております。
フェラーリV8エンジンの組み立て工程をじっくりと観察できる機会もなかなかないと思いますので、是非どうぞ最後までじっくりご視聴頂けたらと思います。

00:00 タイトルと冒頭挨拶
02:00 フェラーリ伝統のシングルプレーンV8について
03:29 クランクシャフトの取り付け
09:01 ピストン~コンロッドの連結
12:18 ピストンリングの取り付け
14:58 ピストンの挿入
18:59 まとめと終わりの言葉

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