【朗読】山本周五郎「武道無門」～オーディオブック～　朗読：京谷由香里

武士としては致命的な臆病者の主人公。本人も何とかしたいと色々と苦心をしてみたが、ある日、主君から極秘任務の供を命ぜられる。臆病者がお役に立つことが出来るかどうか？

いかつい感じのタイトルですが、内容は全くそんなことはありませんので、どなたにも楽しんでいただける作品です。

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昭和17年(1939年)4月に発表された。青空文庫未収録。
現在は新潮文庫『花杖記』などで読むことができます。

◎主な登場人物
　宮部小弥太（28歳、水野監物忠善の家臣　先手組50石あまりの小身者）
　　　お八重（20歳、妻）
　河原勘兵衛（500石で召し抱えられた新参者の武士）
　水野監物忠善（岡崎藩50,000石の城主）
　
※耳で聴いて理解しにくい表現を若干変更しておりますことをご了承くださいませ。
（文中の表記、言い換え、意味などについて）

上厠（じょうし）←かわや
大剣（たいけん）←刀
侍医（じい）←医者
便を付ける←話をつける
挙措（きょそ）←立ち振る舞い
諜者（ちょうじゃ）←回し者
先手組（さきてぐみ）←江戸幕府の軍制の一つ。先手とは先陣・先鋒という意味であり、戦闘時には徳川家の先鋒足軽隊を務めた。
水垢離（みずごり）←神仏に祈願するため、冷水を浴びて体のけがれを去り、清浄にすること。
立場（たてば）←江戸時代の五街道やその脇街道に設けられた休憩施設

♫ お好きな場面からお聴きいただけるように ♫
（青字の数字をクリックしていただくと、そこから始まります）
　一　　 　 0:00　　　　
　二　　　　 7:32
　三 　　 16:20
　四 　　 　23:26
　五 　　　 31:19
六 39:14

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