【朗読】山本周五郎「峠の手毬唄」～オーディオブック～　朗読：京谷由香里

峠の茶屋で働く元郷士の娘〝おゆき〟は追手から逃れてきた若い武士に文匣(ふばこ)を託されるが、その武士は崖から落ちてしまう。追手に文匣を渡すように迫られて・・・。


初出：昭和14年(1939年)２月　『少女倶楽部増刊号』
現在では角川文庫「春いくたび」などで読むことが出来ます。

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◎主な登場人物
　伝堂ゆき（峠の茶店の娘）
　伝堂久右衛門（峠の茶店の主人、もと新庄の在の郷士）
伝堂甲太郎（行方知れずのおゆきの兄）
　五郎吉（峠を往来する馬子）
　沖田伊兵衛（尊王の志士）

※耳で聴いて理解しにくい表現を若干変更しておりますことをご了承くださいませ。
（文中の表記、言い換え、意味などについて）

山峡（やまかい）←やまあい
断崖（きりぎし）←だんがい
郷士（ごうし）←江戸時代、武士でありながら城下町に移らず、
農村などに居住しながら若干の武士的特権を認められた者
誓書（せいしょ）←誓約の文書


♫ お好きな場面からお聴きいただけるように ♫
（青字の数字をクリックしていただくと、そこから始まります）

　一の一　　　　0:00　　　　
　一の二　　　　7:41
　二の一　　　 13:54
　二の二　　 　20:26
　二の三　　　 27:10
三の一 30:59
　三の二 37:02

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