【朗読】岡本綺堂 「下屋敷」三浦老人昔話⑪　朗読・あべよしみ

以前メインチャンネル「あべよしみ朗読の部屋」にアップしたものを編集しなおしてこちらに移しました。メインチャンネルで読んだ頃は「三浦老人昔話」の全貌も知らず、順番もばらばらにアップしていましたので、12篇の順がわかるように整理します。

【「三浦老人昔話」とは】
「桐畑の太夫」「鎧櫃の血」「人参」「置いてけ堀」「落城の譜」「権十郎の芝居」「春色梅ごよみ」「旗本の師匠」「刺青の話」「雷見舞」「下屋敷」「矢がすり」の、12篇の短編からなるシリーズで、岡本綺堂52歳の円熟期の作品です。
語り手の三浦老人は、元岡っ引きの半七老人の友人です。聞き手である「私」は、『半七捕物帳』の聞き手と同じ新聞記者で、半七老人から三浦老人を紹介され、三浦老人の住む大久保に通って昔話を聞き書きするという体裁になっています。


この「落城の譜」は、「三浦老人昔話」の11番目の作品です。
初出　『講談倶楽部』１９１８（大正７）年１０月号





★以前アップした際にいただいたコメント★

●ぺ・・・・様より
ゾッとしました。
閉所恐怖症気味な私にはこれ以上恐ろしい最期はありません。
登場人物達がそこまでの咎を受けねばならぬほど悪いことをしたとは思えないのですが、それは今の感覚だからなのでしょうね。
●あべの返信
そうなんです！私もこの話が今までアップした怪談の中でも一番怖いと思ってました😱😱
あまりに酷いですよね。武家社会の問答無用、女性に自由がないことも含めて、恐ろしい時代でもあったと思います。
●大・・・様より
大学時代に初めて岡本綺堂に接して40年、現在再評価されているようで嬉しく思っています。著作はほぼ読んでいます。当時TBSラジオで松坂慶子さんの朗読で岡本綺堂を聴き魅了されました。岡本綺堂の朗読をもっと聴きたいと思っていたところなので助かります。素晴らしい朗読です。半七を全て朗読して頂けたらと、夢の様な事を願ってます。いやいや怪談、怪奇小説的作品リストだけでも夢の様なラインアップで、私的には今年一番の「事件」です。これからの楽しみが増えました。江守徹さんの「山月記」が朗読の極北だと思っているのですが、こちらの朗読もお世辞抜きで素晴らしいです。今後のご活躍をお祈り申し上げます。
●あべの返信
ご視聴並びにコメント、ありがとうございます。私はまだ最近岡本綺堂の作品に出会った初心者ですので、著作をほぼ読んでいらっしゃる大・・・様からこのような励ましをいただいて本当に嬉しく思います。「半七」も、いつか読めたらと思っています。
私が最初に岡本綺堂の作品に出会ったのは、やはり最近出版されたジュニア向けの怪奇的小説をセレクトした本でしたので、やはり再評価されているのでしょうね。喜ばしいことです。
江守徹さんの「山月記」は、私も時々うっとり聞き惚れていますので、それと並べ評していただいては全く畏れ多い限りです。
今後とも様々な文学作品を楽しみながらアップしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
●潤・・様より
え、ボイストレーナー！
静岡？
正しく、朗読なさいます。
●あべの返信
はい、静岡市内に住んでおります。
潤・・様も静岡とご縁のあるかたですか。
●川・・・様より
まだ聴いた事がありませんでしたから、大変嬉しく拝聴いたしました。日本語が美しいですね。
●あべの返信
岡本綺堂の作品がお好きですか。私も最近好きになりいろいろ読んで楽しませていただいております。今後ともどうぞよろしくお願いします😊




岡本綺堂
（おかもと きどう、1872年11月15日（明治5年10月15日） - 1939年3月1日）は、日本の小説家、劇作家。本名は岡本 敬二（おかもと けいじ）[1]。別号に狂綺堂、鬼菫、甲字楼など。新歌舞伎の作者として知られ、また著名な作品として小説「半七捕物帳」などがある。(ウィキペディアより)


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