発達障害当事者の小鳥遊さんへのインタビュー後〜ここはどこでしょう?

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◼︎小鳥遊(たかなし)さんへのインタビュー

午前中に小鳥遊(たかなし)さんという発達障害当事者で、今度というか、これが公開されている頃にはもうすでに動画になってるかもしれないですけど、小鳥遊さんの本が出たので、それに合わせて取材というかインタビュー動画を撮らせてもらいました。
それが午前中あって、小鳥遊さんがどんな人生だったのか、どういう困難を抱えていたのか、そしてどういう風に仕方がないと思えるようになったのか、今の毎日の楽しみは何なのか等を聞きました。

よく精神科の治療のゴールは仕方がないと思えることだよ、と言ってるんです。
不安やトラウマに支配されることなく前向きに、それにコントロールされず、不安やトラウマがなくなることじゃないんですよね、それがありつつも、それに支配されることなく自分らしい行動ができる、合理的な行動をとれるということを目指しましょうという意味で、仕方がない、と僕はよく言ってるんですけど、見事にその仕方がないを体現された方なので良かったのかなと思います。

小鳥遊さんは高校時代まではクラリネットを一生懸命やられていて、大学時代に潰れちゃったんです。
就活で特に潰れてしまったということです。
就職氷河期で就職もうまくいかなくて、そもそも就職に興味を持てなくて、と言ってました。
そんなことを言っていた感じです。

就活で潰れるパターンなんで、ウチのリョーハムさんと同じです。
発達障害があっても問題を感じずに、就活の時に問題が明らかになった。
そこから6年間アルバイトをしてうまくいかず、発達障害の診断を受ける。
ただ当時、20年弱前なんですけど、治療法があまりなかったのと、薬物療法はあっても小鳥遊さんにはあまり効かなかったみたいな感じなんです。

彼は不注意で困ってるというよりは、それ以上に先延ばしだったり、仕事の管理がうまくいかなかったり、スポッと忘れちゃうみたいなんです。
自分の興味がないことをスポッと忘れちゃうみたいな感じのようでした。

薬物療法というのがそんなになく、かといってタスク管理を教えてくれるような、今で言うティーチングやコーチング的なことをメインに扱ってくれる、発達障害という特性を踏まえた上で、日常の細かなところを指導してくれるようなカウンセラーがいなくて、結局自力で編み出したということがあったようです。

今だとそんなことはなくて、発達障害の特性を踏まえて、カウンセラーの人が心の問題だけじゃなくて、日常の問題も一緒に考えたり、解決策に至るようにコンサルティングしたり、コーチングするんですけれども、そうじゃなくて、それを自分で編み出した、10年近くかけて編み出したみたいな話でした。

30歳で診断された後で35、6の時に休職になるんですけど、なかなか障害受容ができなくて。
でも受容されてからは割とトントントンと話が進んでいるというようなことを言っていました。
受容までが5~8年ぐらい、なかなか受容ができなくて仕方がないと思えなくて、人並みになりたい、人と自分を比べるということをずっと続けてしまって、30代後半、40代半ばになってようやく受容できたということのようでした。

◼︎どうやって「仕方がない」と思えたのか

小鳥遊さんに「どうやったら仕方がないという風に思えましたか?」「何か出会いがありましたか?」等々聞いたんですけど、「特にないですね」と言ってました。
特になくて、同じような失敗をまたか、またかと何度も繰り返していくうちに、認めざるを得ないんだなという風になっていったということでした。

精神科の臨床はそうなんです。
同じことを何度も何度も繰り返していく中で、ふとした瞬間に自分の腹に落ちてくるということがある。
そうなんです。
金言があるとかそういうことじゃなくて、そういうことってあるなと思いました。
改めて小鳥遊さんの話を聞いていて、確かにそうだなと思いました。
それに気付けるまで、あとは粘るんです。
どうやって粘るのか、それまでどうやって生き延びるのかというのがポイントです。

今はやはりタスク管理、今は本を書いたりすることが面白くて仕方ないみたいです。
仕事が趣味みたいなこと言っていて、元々パワーあるんですよね。
そういう人なので、そういう風に思えたということです。

障害が決して軽いわけではないと思うんです。
苦労もされてるし。
話は本編を見てもらったらわかるんですけど、楽じゃないです。
色々な仕事のミスがあったりして、楽じゃないんだけれど、でも学生時代からドロップアウトしてたわけではなくて、いいタイプの発達障害という感じですね。

発達障害の特性はあっても、それ以外のところ、パーソナリティ機能、そういうところには障害がなかったり、あと家族関係が悪くなかったり、そういう点で重症例にはならなかったということなのかなと思います。

◼︎同じ発達障害でも違う

同じ発達障害でもやはり違うんです。
ウチのリョーハムさんもそうだけど、障害者としては結構重いと思うんです。
自分のことをハムスターだと思ってますからね、リョーハムさんは。
今でこそみんな受け入れてますけど、そもそも自分のことをハムスターだと思ってて、ハムハムとか大人になっても言ってる人なので、アレですけど。
でも家族は優しかったり、職場のスタッフ、うちのスタッフはみんなハムさんのことが好きだし、支えてくれてるし、特性を理解してくれてるから、そういう意味でうまくやれてるんだろうなと思います。

リョーハムさんにとってね、意地悪なのは益田ですからね、一番意地悪なのは。
でも思いますね。
一番意地悪で嫌なやつは益田ですから、ハムちゃんから見てたら。
何て言うんだろう、不満はありつつも生き延びてるというか。

でもまだリョーハムさんの中では30代前半ですから仕方がないとかそういう風に思えることではなくて、いくら僕の横で1日1時間以上僕と喋ったり、病気の説明を受けたり、ディスカッションしたり、あとYouTubeの編集をしてもらっている中で病気の理解を深めていっても、やはりまだまだ仕方がないという風には思いにくいだろうなとは思います。

5年、10年かかってもおかしくないと思う。
そういうことなんでしょう。
そういう世界でもあります。

◼︎苦しむ時間を減らすために

小鳥遊さんがおっしゃっていた通り、自分がこんなに苦労してきた、就活の時から、23、4歳の頃からずっと、楽になったのが40代、40代前後、40歳前後ですから、20年近く苦しんできたわけで、こんなに苦しまなくても良かったんじゃないかという風に言っていて、確かにそうだなと思います。

20年が10年になる、5年になる、3年になる、そうするために何ができるのか、どういうノウハウ、どういう知識があればこの20年が短くなるのかということを考えていると言っていて、確かにその通りだなという風に思いました。

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