日本最初のアーチ式ダム 選奨土木遺産 三成ダム

Описание к видео 日本最初のアーチ式ダム 選奨土木遺産 三成ダム

三成ダム 概要
位置 島根県仁多郡奥出雲町三成
建設事業者 建設省中国四国地方建設局島根砂防工事事務所
管理者 島根県企業局
型式 アーチ式(アーチ式コンクリート両岸重力式ダム)
堤頂高 42.0m
堤高 36.0m(最低基礎面から非越流部の高さまで)
堰堤高 32.5m(岩盤上)
堤頂長 109.72m
(アーチ部 54.72m、重力部 左岸 35.0 m 右岸 20.0 m)
目的 砂防、発電(最大使用水量6.0m3/s)
施工 中国四国地方整備局島根砂防工事事務所
堤体積 22,062㎥ 
諸元 集水面積117.5km2、湛水区域面積0.32km2
有効容量(当初)1,138,067m3・(現在)940,389m3
設計洪水位7.30m・常時満水位7.00m・予備放流水位6.70m
洪水量210m3/s・設計洪水量710m3/s
放流設備 洪水吐ゲート8門・土砂吐ゲート3門
総貯水容量 3,869,000㎥
総建設費 172、000,000円
工期 昭和27年4月~昭和29年3月


土木学会選奨土木遺産
https://committees.jsce.or.jp/heritag...

上椎葉ダム写真 「宮崎県観光協会」
https://www.kanko-miyazaki.jp/busines...

島根県企業局
https://www.pref.shimane.lg.jp/infra/...

[三成ダムの生い立ち]
 三成ダムのある斐伊川は、島根県仁多郡奥出雲町鳥上の船通山から中海まで長さ153km、流域面積2,540km2の一級河川です。過去に何度も大雨による氾濫を繰り返しており、天井川として知られています。
上流では昔から「かんな流し」と呼ばれる砂鉄の採取が行われ、その砂鉄を原料として「たたら製鉄」がさかんに行われていました。また、洪水の様子が出雲神話に登場する「八岐大蛇(やまたのおろち)」伝説の元になったとも言われています。
 三成ダムは、この歴史と神話に彩られた奥出雲町において、昭和27年から砂防と発電を目的とする「日本最初のアーチダム」として建設を始め、昭和29年3月に本体工事が完成しました。
 その後、ゲートの据付をおこない。昭和29年6月1日に発電所を含む全ての工事が終了し、6月4日には盛大に竣工式が行われました。

[土木学会 選奨土木遺産]
 島根県が管理する三成ダムが、平成27年度土木学会選奨土木遺産に承認されました。
○選定あたっては、次のとおり歴史的価値と希少性が評価されました。
【規模】我が国における最初期の本格アーチダム
 同時期に着工した上椎葉ダムより早く完成
【特異な形式】両岸重力式・中央アーチとしての希少性
 設計段階は純アーチ式であったが、岩盤状況から両端を重力式に変更
【技術的革新性】我が国2番目のクラウン・カンテイレバー法による設計
 1921年にNoetzliが発表した論文による計算法を採用
【資料】設計図・計算書・工事写真等の保存が良好
※土木学会選奨土木遺産は、土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資することを目的として、平成12年に設立された認定制度

[クラウン・カンテイレバー法とは]
「クラウンカンティレバー法」は、アーチダムの応力解析に関連するプログラミング手法の一つです。キャンティレバーは、建築や構造工学において、片側が固定され、他の側が自由になっている構造のことを指します。この構造は、橋やバルコニーなどの設計に使用されることが多いです。

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