【渋谷区宇田川町・大盛堂書店】日本の書店の先駆者 激動の100年を見つめて

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東京だけでなく日本全国で、この本屋を目にしたことがない人は、おそらくいないのではないか。それくらい、ここ渋谷を象徴するアイコンとなったのが、大盛堂書店です。

本屋の顔ともいえる店舗1階は、男性アイドルを全面に押し出したラインナップに。そのほかにも、カルチャーやファッションなど、女性客を意識した構成になっています。地下1階は、コミックやライトノベルを中心とした内容。こちらも、話題作を求める女性客の比率が高いとか。そして2階は、文庫や新書、専門書等、幅広いジャンルが所狭しとおかれていています。

創業は、明治45年。100年以上にわたり、時代とともに大きく変わるこの街を見つめてきました。
「創業以前にうちの両祖母が、戸板商売というものをやっていました。大八車をひいて、神保町まで本を買いに行って。そして、渋谷で板の上に本を並べて売っていた。運よくこの土地が買えたといいます。このセンター街ビルを建てたのは2代目である私の父です。私は子どものうちからこの店に来て、親しんでいましたからね。当然自分がこの店をやっていくんだ、というのはありました」。そう語るのは、現在の社長の舩坂良雄さん。

大盛堂書店を大きく発展させた功労者である2代目社長の弘さんは、壮絶な戦争体験を綴った名著「英霊の絶叫―玉砕島アンガウル戦記」の著者でもあります。アイデアマンであり、ドライブスルーの本屋や、当時としては画期的だった多層階すべてを本の売り場とする「本のデパート」を作りました。「ほかの書店さんがみんな、全国から見学に来ていた。今ではあたりまえですけどね。しかし、当時は革新的な発想でしたね」と、まさに書店のパイオニア的な存在です。
店舗の老朽化などもあり、渋谷公園通り沿いにあった「本のデパート大盛堂書店」は2005年に閉店。現在は、渋谷センター街入り口に、店舗を構えています。

書店の運営は、基本的に現場の書店員の意見を尊重しているといいます。大盛堂書店で著者が書いたサイン本を全国で販売するアイデアも、自由闊達な現場の空気から生まれたもの。「やってみなきゃわからないから、まずやってみなさい」と、舩坂さんは書店員たちに語りかけます。

本の魅力を発信し続ける一方、電子書籍化の波がより一層増しているのも事実。舩坂さんは老舗書店の代表として、街の本屋があり続ける未来を模索しています。
「活字を読むのはそこだけはなく、本全体に目を通している。スマホで読むのと、紙の本の活字を読むのとは、全然違う。それをわかってもらうためにPRをしたいと思っています。本はね、すぐ読めといっても読めないものですからね、1冊まるまるはね。それは小さいとき活字に慣れ親しむというのが非常に大事。絵本から入って、それから自分で読むようになっていかないと。大きくなって急に読めといわれても、読めるものではない。そこをわかってもらうような、啓蒙活動は必要だと思っています」。
自らを「本屋の親父」と呼ぶ舩坂社長。「本は、家の中にでもどこにでもあって、常に触れ合うもの。僕はそういう雰囲気が好きだし、私のポリシーです」。

制作・J:COM
統括・東京都書店商業組合

ふらっと気軽に行ける本屋さん、たまには寄ってみませんか?
大盛堂書店の公式サイト→https://www.taiseido.co.jp/
大盛堂書店の公式ツイッター→  / taiseido  
このチャンネルを運営する東京都書店商業組合の公式サイト→http://tokyo-shoten.or.jp/

この動画は、中小企業新戦略支援事業(団体向け)に係る特別支援「新しい日常対応型業界活性化プロジェクト」を活用して、東京都書店商業組合が制作したものです。

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