【北海道グルメ】なぜ道東ではアメリカンドッグに砂糖をつけるのか・・・・・・もんすけ調査隊(今日ドキッ!2022年10月21日放送)

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きょうの依頼者は・・・

調査員「名前は?」
依頼人「Masaといいます」
調査員「どちらに住んでいますか?」
依頼人「札幌です」
調査員「年代は?」
依頼人「50代です」

そんなMasaさんからの依頼・・・

依頼人
「私は道東出身なんだけど、札幌に出てきた時に、たぶん20代前半くらいのとき、お祭りの会場に、フレンチドッグの砂糖のついたものがなく、変だなと思いながらいたが、そのあと友達とかに、お祭りに行った時に、その話をしたら、道央でそんなもん見たことないって言われた時にはびっくりしました。お祭りの屋台を見た時に、そのことを思い出したのが依頼のきっかけ」

フレンチドッグとアメリカンドッグ。
見た目は、ほぼ同じで串にソーセージを刺し、
小麦粉やホットケーキミックスの衣をつけて油で揚げたもの。
しかし、中身は魚肉ソーセージ、外側にグラニュー糖をまぶせば
これが道東では、よく食べられるフレンチドッグだ。

依頼をくれたMasaさんが関東で勤務していた際も、
砂糖たっぷりのフレンチドッグを見ることはなかった。

依頼人
「フレンチドッグの砂糖をつけるという発想は、なぜなのか知りたい」

では、なぜ道東では、アメリカンドッグに砂糖をつけるようになったのだろうか?
調査員は、さっそく道東を代表する町・釧路へ飛んだ!

花火「どんどん」

お祭り会場で屋台を探してみると・・・

調査員
「ありました!ありました!!アメリカンドッグが並んでいます!その奥ではアメリカンドッグに砂糖をまぶしています!しかも看板にはフレンチドッグと書かれています」

おお~っ、ずらりと並ぶアメリカンドッグ。
ケチャップとマスタードをつけたら、とても美味しそうだ。
しかし次の瞬間・・・白い粉の中に入れているではないか!
そう、これこそが砂糖なのだ!
釧路ではアメリカンドッグに砂糖をつけるのが定番のようだ。

釧路市民
調査員「フレンチドッグといえば砂糖?」
街の人「砂糖しか食べたことがない」
調査員「ケチャップと砂糖、どっちが美味しい?」
街の人「砂糖」

フレンチドッグを初めて食べたという親子は・・・

最近 釧路に転居
「デザート。甘い。子どもには人気ですね」

釧路で『アメリカンドッグにつけるものは?』
と聞いたところ、10人中10人が砂糖!と答えた。
しかし、札幌で聞いてみると・・・

札幌市民
「マスタードとケチャップ。それが一番おいしい」
「ケチャップですね。マスタードはつけないですね」
「私もケチャップ」

6人はケチャップとマスタード。
4人がケチャップのみで砂糖は1人もいなかった。
なぜ釧路の人たちは、アメリカンドッグに砂糖をつけるのだろうか?

フレンチドックを販売 川越直人さん
「釧路名物というか、観光の人も多いんだけど、
『砂糖なんですか?食べてみますって。美味しい』って食べてくれる」
調査員
「なんで砂糖をかけるようになった?」
フレンチドックを販売 川越直人さん
「僕もわからない。理由はわからないけど、道東は砂糖がメイン」

なんと!販売している人でも、なぜ砂糖をかけるようになったのかわからないという。
そこで釧路観光コンベンション協会の、その名も佐藤さんに話を聞いた。

調査員
「なんで釧路では砂糖をかける?」
釧路観光コンベンション協会 佐藤明彦さん
「港町や釧路は元々、石炭が取れる炭鉱があった町なので、肉体労働者の疲労回復というか、甘さが欲しい仕事ばかりだと思うので、そういう方たちのために、ケチャップではなく砂糖を振りかけてフレンチドッグを提供するという文化が始まったのではないかと言われている」

なんと!アメリカンドッグに砂糖をかける道東の文化は、
その昔、漁業や炭鉱で働く肉体労働者の間で生まれ好まれ広がったのではないかというのだ。

釧路観光コンベンション協会 佐藤明彦さん
「これも一説だが、北洋漁業、昭和の中期ぐらいから砂糖をかけて提供するというのが始まったのではないかとあるが、詳しいことはわかっていない」

確かに道内では、フレンチドッグだけではなく、
納豆やトマトに砂糖をかけたり、赤飯に甘納豆を入れたり
様々な料理に砂糖を入れる食文化が存在している。

砂糖のことは、砂糖のプロに聞くのが一番!帯広のビート資料館で話を聞いた。
ちなみにビートは砂糖の原材料となるホウレンソウの仲間。

ビート資料館 清水政勝 館長
「個人的な感想ですけど身近な物であったということが、まず第一」

国内産砂糖の実に8割を北海道が生産しているのだ!
歴史は古く、ビートの栽培が始まったのは、1870(明治3)年のこと。
明治政府は近代化を目標に西洋作物の栽培を開始したが、ビートもその一つだった。

さらに1881(明治14)年には、現在の伊達市に官営の製糖工場を建設。
日露戦争の戦勝景気に沸く1919(大正8)年、帯広にも工場が造られた。
その後道東を始め十勝、オホーツクにも砂糖の生産が広がり
北海道は砂糖の一大生産地になった。

ビート資料館 清水政勝 館長
「一般の方々もビートからできた砂糖というものが各家庭にあったので、何の抵抗もなく、色々な料理に使われたんだろうと推測する」


調査依頼はこちら↓
http://lin.ee/pYvxEEm
https://www.hbc.co.jp/news/chousatai/

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