「べき思考」の解消トレーニング、お金を疑う

Описание к видео 「べき思考」の解消トレーニング、お金を疑う

オンライン自助会・家族会オフィシャルサイト
https://peer-support-community.com

漫画「夜のこころの診療所」
https://amzn.asia/d/0a0aNXJ

このチャンネルのメンバーになって、コンテンツ制作にご協力ください
オンライン自助会、家族会もやっています
   / @masudatherapy  

資料など
https://wasedamental.com/20240909-2/

自助会でトラブルがあったとき
https://crimson-panda-f74.notion.site...
よくわからないこと、聞きたいことがあれば、こちらにお問合せください。
運営スタッフより、返信いたします
[email protected]

◆iPhone(ブラウザ)からのメンバーシップ入会方法
Safari    • iPhone(Safari)からのメンバーシップ登録方法  
Google Chrome    • iPhone(Google Chrome)からのメンバーシップ登録方法  

【プレミア放送時のお願い】
チャット欄での名指しの挨拶および個人間の会話はお控えください。

◆お仕事の依頼はこちらから [email protected]
◆質問や企画についてはこちらから https://forms.gle/jryU4Mk9NFS66r4b8
◆「親を憎むのをやめる方法」など多数書籍あります
https://amzn.to/45IJNFB
https://amzn.to/3ODfOqW

◆2nd Ch
   / @wasedamasuda  

◆益田のAI:GPTs
https://chat.openai.com/g/g-F3vsvlW7J...

◆メンタルヘルス大全動画一覧
https://note.com/wasemenblog/n/nd8161...

00:00 OP
03:16 そもそもお金とは?
11:28 自由市場→国家介入
13:18 無駄をなくせは正しいのか?
15:11 絶対的な貧困と相対的な貧困
20:13 本日の宿題

本日は、べき思考の解消トレーニング、お金を疑う、というテーマでお話しします。

よく患者さんはお金を稼ぐべきだ、稼がなければいけない、とよく言います。
こういう「べき思考」に囚われているのですが、お金ってそんなに大事?とよく言うんです。
いや、大事に決まってるじゃないですか、益田先生はお金持ちだからそう言うんでしょう、とよく言われるんですけど、もう一歩踏み込んで考えないと、このべき思考は取れないなと思います。

今回は、お金を疑う、お金のことを皆さんと一緒に学ぶことでお金を疑いましょう、というテーマで動画を上げます。

本来、今話す内容は義務教育の中でやった方がいいんです。
でもお金を疑って、それを義務教育上で説明するのは難しいので、最近わかってきたこともたくさんあるんですよね。
だからYouTubeでやれるという、YouTubeとかね。
僕でもこういう風にやるようになったんですけど。
昔わかってなかったこと、お金とは何か、この現象、お金を使って人類が何かをしてるという活動の意味というのは、昔よくわかってなかったんです。
でも最近わかるようになってきたということもあるので、お話しします。

人類の進化というのは、科学の進化、人類の知識の蓄積というのは何も今まで目に見えるようなロボットができたりプレステゲームのグラフィックが良くなる、そういう進化だけではなくて、起きている現象の解像度が上がることも人類の進化なんです。

例えば心理学がそうです。
脳神経科学じゃなくて心理学です。
昔は神様がやってると思ったことが100年、200年前かな、1900年くらいからは無意識があるよということがわかったわけだし、現代では、そこから120年くらい経ってくると、無意識というもの、フロイトが作った精神分析というのはフィクションであって、もっと高い解像度で、人間はどういう行動を起こすのか、どういうバイアスがあるのか、集団になったときにどんな過ちを犯すのか、そういうことが段々わかってきているわけです。
これは新しい技術をもう使ってるんだけど、僕らが考える科学の進化とは違う気がします。

お金についてもそうなんです。
僕らが、人間ってどういうものなのかがわかっていくように、お金とはどういうものだろうということもわかってきてるので、その話をちょこちょこっとします。

◼︎そもそもお金とは?

お金とはそもそも何?という話です。
昔は物々交換を人類はしていたんじゃないかと考えられています。
ただ比較的早い段階でお金的なものができたんじゃないかと言われてるんです。

最初はお米とお米、お米とお魚を交換するみたいな物々交換をやったり、お米ができた時に、偉い人には多めに、偉い人や権力がある人は多めに受け取って、村長とかね、他の人は分配したとか色々あったんでしょうけど、交換したよ、と。

ただ交換してるだけだとやりにくいので、引換券的なものを作った。
お米とお魚を直接交換するんじゃなくて、お米と家をつくる、家を交換するじゃなくて、一回お金というものを挟むことによって交換しやすくさせた、と。

お金にすることでストックがあるんですよ。
今、お魚を食べたくないけど、後で食べたくなるかもしれないから、一回お魚引換券にしよう。
でもお魚引換券だとお魚しか交換できないからお金にしておこう、そういうことです。
あまり詳しく説明しなくてもわかると思います。

長い間、お金はただの引換券だったんです。
金利が0の時です。
お金の価値というのはそんなに変わらなかったんです。

ただ13、14世紀くらいから金利というものを認めたんです。
昔は金利ダメだったんです。
キリスト教や聖書の中では金利を否定してるんです。
イスラム教は今でも金利ダメですけど。

金利というものを認めるようになりました。
認めるということは、お金の価値が変動化していくんです。
今のお金よりも銀行に預けておけば、金利が付くので高くなるんです。
この価格変動が起きる、価値が変動していくということを人類は受け入れたんです。

元々物々交換でお米の価値というのは1年前と2年後、1年前、10年前と1年後、100年後は一緒の価値だったんです、金利がゼロの時は。
でも金利というものがつくことによって、価値が変わるようになったんです。
わかりますかね、これ?

これが大きな変化なんです。
これはどういうことかというと、大航海時代が来た時に、元々胡椒を使っていたんですね、スパイス。
胡椒というのは小さくて持ち運びに便利で分配もしやすかったので、お金を金などの重いものではなくて胡椒にしたんです。
胡椒をお金代わりにしてたけれども、胡椒が取れるようになったんです。
船に乗って胡椒を取りに行けるようになると、こっちの近く、地元で胡椒を例えば1万円で1キロ買えたのが現地に行くと、100円で1キロくらい買えたりするんです。
だから頑張って命がけで行った方がいいんです。
行って買ってきたら、帰ってきた時にすごい大金持ちになるので、命がけで取りに行こうという話になるんですね、買いに行こうって。

だけど命がけで買いに行くにしても、船を作ったり、航海するためのお金がないよということなんです。
お金持ちの人はよりお金持ちになりたいけれども、命がけでは行きたくないんです。
だからお金を貸したりするんです。
帰ってきた時に売り上げの何%かくれよ、と。

お金を貸して帰ったら返すだけじゃなくて、儲かった時、胡椒を売って儲かった時に商人から、お前も俺たちにお金くれよみたいな、出資者として出資者にもくれよという形から、だんだん金利というものが徐々に曖昧になってきて、解禁されたんです。
というのがあります。

ということは、それがどんどん複雑になっていくと、お金を預ける、誰かに貸すと、1年か2年後には増えるんですよ。
お金を使わずにとっておけば、何もしなくても富が増えていく、明日食べるお米の量が増えるということになってしまうんです。
なってしまった。
お金は元々絶対的に価値があるものから、価値がフワフワ、フワフワ変わるものに変わったんです。
これが500~600年前の話です。

結局わかってきてることは、しかも金利や経済成長に関して言うと、お金を最初から持ってる、土地や資産を持ってる人の方が経済成長率も高いんです。
経済成長率とは、人間が何かを作ったりした時、給料の上がりということですけど、頑張って給料を増やしていくよりも、お金持ちの人が資産を運用してる方がより金持ちになっていくんです。
どんどん差が開くということがピケティさんにはわかったんです。
だから一生懸命働けばみんながお金持ちになるよと言ってたのは嘘だったとかわかってしまったというか、そんなことないなということがわかったということだし。

最近だと心理学や生物学など色々なことがわかってますけど「頑張る」というのも、そもそも遺伝子や才能の問題なんじゃないか、と。
あと環境です。
環境と遺伝子で決まることが多くて、頑張れるか頑張れないか、これも運なんじゃないか、と。
つまり運だよねみたいな。
才能と環境によるでしょ、と。

給料が高いか安いかも、運の要素はすごくでかくて。
例えば同じ運動神経がいい人でも、オリンピック選手、競技によっても稼げる金額が違うんです。
同じ運動神経良くても、たまたま大谷は野球やってたからこれぐらい、だけど大谷が同じエネルギーをバスケットにやってたらもっと金持ちになるかもしれない、だけど日本はバスケットがそんなに盛んじゃないから、やはり野球の方が良かったかも、と運の要素が結構あって。
すごいんですよね。

僕もそうですけど、開業医になったら勤務医の時より給料は倍ぐらい違いますから。
勤務医の時より今楽かと言われたら、大変かと言ったら、そんなことはないです。
もちろん勤務医の時は実は大変なんですよ。
僕、勤務医の時は開業医って楽なんじゃないかと思ってましたけど、そんなことはなくて。
やはり開業医の方がちょっとキツいんですけど、それでも給料が2倍も違うのかと言われたら「・・・」という感じです。
こういうのも色々あって、お金とは何なのかなという風に思うかなと思います。

バカらしいものというか、今一生懸命寝る時間を削って1時間多く働いて月の給料が1万、2万増えるということよりも、楽して儲かることがいっぱいあることを知ると馬鹿らしいし、べき思考というのも減るのかなという気はします。

◼︎自由市場→国家介入

結局市場というのは神の見えざる手で動くんじゃないか、自由に任せた方がうまく経済は回るんじゃないかと考えられていたんですけど、そんなことはなくて、やはり国家介入をしないと経済はすごい変動が激しくなってしまうんです。
景気が悪い時は国家が介入して公共事業をやる必要があるし、金利も私利私欲で管理すると難しいので、国家が管理しなければいけない、国家介入が必要になってきたということもある、と。

★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)

Комментарии

Информация по комментариям в разработке