【マジンガーZ 03 BGM】Zのテーマ　猛特訓 & F moll（ヘ短調）版　1972/12 : Mazinger Z : Theme of the Z by Chumei Watanabe

【Zのテーマ　作曲　渡辺宙明】
※言わずと知れた、出撃シーンのテーマ曲。
　主題歌からは外れたが、スタッフからは好評で挿入歌として採用された。
　前回の曲より4度高い「F minor」で、メロディ付きのバージョン。

※3本のトロンボーンのテュッティから始まり、
　トランペット、弦楽器へと、メロディーがリレーされる形の演奏である。

　なぜに違った音程の曲が造られたのかは分からないが、
　おそらく楽器の音色と音域の範囲（レンジ）を考慮したものであろう。
　確かにトロンボーンの、6ポジションC（ツェー）は低すぎるし、
　3ポジションのCから始めると、ハイCは高すぎる。
　1ポジションのFからだと、音域的に丁度良さそうである。


【操縦の猛訓練】
※第3話では「パイルダーオン」の訓練に励み、戦闘スーツも完成する。

　ホバーパイルダーの操縦は、何度もぶつけて訓練しているが、
　傷一つ付かないのが、アニメ的と言うか、ジャパニウム合金のおかげでもあろう。

　今回の猛特訓で「歩く・速く歩く・走る・止まる」を習得するのであるが、
　ヘルメットもベルトも無い事により、頭部に裂傷を負ってしまう。
　この時代、ヘルメットもシートベルトも義務化されてはいなかった。


【第3話】
第1話・第2話で、甲児の未熟な操縦技術に気付いた「あしゅら男爵」の進言で、
ドクター・ヘルは、改めて打倒マジンガーを目標にする。

グロマゼンR9は、
カッター付きの伸縮自在な腕、指先から発射されるフィンガーミサイル、
そして頭部の板状のパーツから放たれる「イオン光線」が武器。
イオン光線は、アフロダイAのボディを融解させる威力を持つ。

甲児はまだ操縦に馴れておらず、アフロダイAも武装化される前だったため、
ロケットパンチで転倒させ、基本的に有利な立場で戦いを進めるが、
イオン光線で破壊されたアフロダイAの姿は、甲児を怯ませる。
だが、さやかの助言をもとにマジンガーが展開したバリアよって、
反射されたイオン光線を自ら浴びて、今回の機械獣は敗北することになる。


【音楽著作権】
Kumikyoku Mazinger No. 1 Majin Shinwa Z No Theme
動画でこの曲のメロディーを使用
コンテンツ内の対象範囲（00:08 - 02:41）