【日立IGBT】相鉄8000系8709F(YOKOHAMA NAVYBLUE)走行音 / Sotetsu 8000 sound

Japanese train running sound and view in the car.(YOKOHAMA/Sotetsu-Railway/Series8000/HITACHI-VVVF)

相鉄8000系YNB化改造車の8709F走行音です。VVVFは機器更新により日立製IGBTに換装されました。

・ブランドイメージとは一体？
相鉄では創立100周年やJR直通線開業に合わせたブランドイメージ向上でYokohama Navy Blueをテーマにデザインが一新され、車両では2016〜2019年に9000系6本がリニューアルされて内外装ともに大きく姿が変わりました。特に本革が採用されたボックスシートや調色機能の付いたLED照明は話題になりました。2020年に入ると8000系にリニューアルが着手され、まず8709Fが施行されたものの9000系と比べて内装の更新メニューが大幅に簡素化されています。元々バケットシート化や大型袖仕切化済みの編成だからなのか、座席はモケット張り替えのみで本体は流用し本革は非採用、妻壁も黒色木目調でなくそのまま、案内表示装置はLCD化されず、照明も直管タイプLEDのまま交換されず夜間の調色機能もありません。正直なところ9000系レベルの期待値があっただけに残念な印象は拭えず、沿線の利用者にはどう映ったのか気になります。一度転展開されたブランドイメージのレベルはやはり下げるべきではなく、今後の車内未更新編成のYNB化で9000系水準の更新メニューを期待したいところです。尚、相鉄では12106F投入により8702Fが廃車となったようで、YNB化された編成が出る一方で運命が分かれたようです。