【東洋SiC】豊橋市内線モ780形781,785号(機器更新車)走行音 / Toyohashi-tram 780 sound

Japanese train running sound and view in the car.(Aichi/Toyohashi-tram/Series780/Toyodenki-VVVF)

豊橋鉄道東田本線(市内線)用モ780形機器更新車の781号,785号の走行シーンです。VVVFは元来は東洋電機製初期型GTOでしたが、機器更新により鹿児島市電2110形などと同様のハイブリッドSiCタイプと思われる装置に更新され、非同期音も鹿児島市電と同じです。

・5年待ちの機器更新
1997〜1998年に名鉄岐阜市内線〜揖斐線直通用に7両が新造されたモ780形は、名鉄の路面電車タイプでは初のVVVF制御車でした。この頃は本線系には3100系や3700系が導入され、名鉄が各線にVVVF車を拡大していた時期でもあります。モ780形は2005年の岐阜地区路線廃止によって全車が豊橋鉄道へ移籍し、豊橋市内線の主力として活躍しています。他のGTO-VVVF車同様に機器更新時期を迎えつつある中、同社では2019年に本形式の更新を発表していたものの以後5年近く動きがありませんでしたが、2024年に2月に781号、次いで3月に785号が更新されました。4月末時点で更新済なのはこの2両のみのようですが、鹿児島市電同様ハイペースでの更新も考えられるので、GTO車も今後貴重になってくると思われます。元同僚で福井鉄道へ移籍したモ880形は一部が東洋電機製ハイブリッドSiC-VVVFに換装されており、かつて名鉄の岐阜地区で使用された2形式が別の場所で、最新機器に更新されて活躍を続けています。

57.あおなみ線・愛知環状鉄道・豊橋鉄道・ﾘﾆﾓ
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