ピスタチオと苺のフレジェの作り方【Fraisier】

こんにちは。動画をご覧いただきありがとうございます。
今回は、苺たっぷりのフレジェを作りました。ピスタチオの濃厚ムースリーヌとさっぱり甘酸っぱい苺の王道の組み合わせです。春の訪れを告げるにはまだ少し早いかもしれませんが、春気分を味わえるそんなケーキです。なお、ピスタチオペーストは少し高いですが、緑色の発色が良いものを使用してください。ナリヅカさんのJUPE濃縮ピスタチオペーストが発色が良く、動画内のものより落ち着いたピスタチオの色が出ておすすめです。動画ではピスタチオペーストの作り方も一緒に紹介しようと思ったのですが、思ったよりも着色料の色が強く出てしまい、泣く泣くカットさせていただきました(´；ω；`)ｳｩｩ
日本では苺のケーキといえば、ショートケーキを思い浮かべますが、フランスでは「苺の苗」の意味を持つ、このフレジェです。
もとは、80年代にパリのルノートルの「バガテル」というケーキからきています。ガストン・ルノートルさんは、パリの16区にあるバガテル公園のバラ園をイメージして作られたそうです。なので、苺はバラを、緑のマジパンは公園をイメージしているんですね。
バガテル公園は1905年、造園家ジャン＝クロード・二コラ・フォレスティエに作られました。現在はパリ市が運営し毎年6月にはバラの国際品評会が催されています。園内には1100種、およそ9500本のバラが植えられているそうです。見ごろは5～10月までといわれています。
ケーキの歴史を知り、異国の土地を想像し、食べるのも楽しみ方が広がっていいですね(^▽^)
✵フレジェ　直径16㎝
▢ジェノワーズ生地
全卵　3個　egg
グラニュー糖　１３０ｇ　sugar
水あめ　４０ｇ　starch syrup
薄力粉　１１０ｇ　cake flour
コーンスターチ　３０ｇ　corn starch
無塩バター　２０ｇ　unsalted butter
▢ピスタチオのムースリーヌ
無塩バター　１１０ｇ　unsalted butter
粉糖　２５ｇ　powdered sugar
・クレームパティシエール
牛乳　２００ｇ　milk
バニラのさや　1/5　vanilla
卵黄　2個　egg yolk
グラニュー糖　５０ｇ　sugar
薄力粉　１０ｇ　cake flour
コーンスターチ　１０ｇ　corn starch

キルシュ酒　kirsh wine
苺　２０粒　strawberry
マジパン　１００ｇ　marzipan
粉糖　powdered sugar

music:
autumn keys-luvtea(acoustic revisit)
  / l-u-v-t-e-a-acoustic  
Hyde-Free Instrumentals
  / acousticfolk-instrumental-mumford-sons-ins...