札幌の菓子店・千秋庵前にいた姉弟は今どこで何をしているのか?【HBCもんすけ調査隊】(2022年3月3日放送)

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依頼人(モモンガさん・60代・男性・札幌在住)
「千鳥ふみ子さんの回、楽しく視聴させていただきました。
 実はあの界隈で行方不明になっている姉弟がいるんですが、
 調査して頂けますか?心配しております」

千鳥ふみ子さんとは、
以前、もんすけ調査隊が、その行方を突き止めた
56年間、札幌中心部で、ミシンを踏み続けた人形のこと。

今回の依頼は、
その近くで見かけた姉弟(きょうだい)が行方不明だという。
手掛かりになる写真がコチラ!
後ろ姿が、何ともかわいらしい2人ではないか。

調査員
「あちらが姉弟がいた現場ですが、今はその姿はありません」

依頼人の言う通り、現在、その姿はない。
いったい、どこに行ったのか?

マチの人
「この辺で商売しているんですけど、
 2日休んでいたからわからない」
「え!?こわっ!お化け的なってことですか?」
「そういえばずっと見てないよ。
 男の子と女の子と赤いヤッケ着たりね」

2人は、冬になるとスキーウエアを着て現れ、
いつもショーウインドウを覗きこんでいたという。
実はこの姉弟・・・子供のマネキンなのだ!
そのリアルさに、驚く人も多かったという。
子供と並んでも、まったく違和感がない。

マチの人
「あれ?どこだったっけ?あの…おやき屋さんでないし・・・」

南3条の生き字引、カフェインの上木さんを訪ねた。

カフェイン 上木裕和 店長
「懐かしい。一度気づかずにぶつかってしまったことがあって、
 ごめんねって謝った」

上木さん!やはり、この姉弟のことを知っていた!

カフェイン 上木裕和 店長
「角のお菓子店に以前まではいたがビルが
 建て替えになったみたいでそれ以降は見ていない」

南3条で、最近ビルを建て替えた菓子店・・。

歌「出てきた♪出てきた♪山親爺♪笹の葉かついで♪鮭しょって♪
 スキーに乗った山親爺♪千秋庵の山親爺♪」

創業100年、北海道を代表する菓子店、札幌千秋庵だ。

千秋庵 小倉正弘さん
「どうぞこちらへ」
調査員
「洋服があります!人形の洋服だと思います」

なんと!案内された部屋には、人形の服だけが。
何やら、これは事件のニオイがするが・・・

千秋庵 小倉正弘さん
「実は冬の期間だけレンタルしていた。
 女の子が千秋ちゃん、男の子が庵くんになります」

2人は冬の間だけ
マネキンの会社から派遣され、名前もあった。
姉は千秋(ちあき)ちゃん、弟は庵(いおり)くん、
2人合わせて千秋庵だ!

千秋庵 小倉正弘さん
「設置した当初はお菓子やケーキは、小さい子どもには珍しく、
 ガラス越しにお菓子やケーキを見て楽しんでもらうという時代。
 今となってはコンビニでも手軽に手に入るので、
 そんなにお菓子が珍しくなくなったので設置しなくなった」

幼い2人が店先に立ち始めたのは、今から50年ほど前。
時代は、第一次オイルショックが起こった1973年、
当時、お菓子は、特別な日しか食べられない、
贅沢で憧れの存在だった。

しかし、時は流れて、
お菓子やケーキも手軽に食べられる豊かな時代になり、
2017年、2人は、そっと姿を消したという。
あれから5年、今、2人はどこにいるのか?

千秋庵 小倉正弘さん
「京屋さんという人形店に返却してございます」

やってきたのは、
札幌市白石区にある創業94年の老舗、京屋。
マネキンのレンタルを始め、ショッピングセンターなどの
空間プロデュースを行っている会社だ。
実は、こちら、
あの「千鳥ふみ子さん」のメンテナンスも行っていた。

調査員
「こちらに千秋ちゃんと庵くんがいると聞いたんですが?」
京屋北海道営業部 中田仁さん
「今はこちらの札幌の方にはおりません」

果たして、2人は今、どこにいるのだろうか?
なんとしても2人に会いたい・・・
そんな思いが、調査員をつき動かした!

調査員
「福岡にやってきました!」

今、2人は、福岡で穏やかな日々を送っているというのだ。
確かに福岡と言えば、
気候も温暖、食べ物も美味しく、住みやすい街。
しかし、なぜ、北海道を離れたのだろうか?
博多からクルマでおよそ1時間半。
水に恵まれ、地酒の多いマチ、朝倉市。
今、2人は、元気でやっているのか・・・

京屋 生産課 田中恵士 課長
「こちらです」
調査員
「いました!千秋ちゃんと庵くんがいました!」

いた!千秋ちゃんと庵くんだ。久しぶりの再会。
しかし、裸はカワイソウなので、
札幌から持ってきた服を着てもらった。

そこには、今も変わらない、
千秋ちゃんと庵くんの姿があった!
2人に会社をのぞき込んでもらうと、
その姿は、当時のままだ。
なぜ2人は、福岡に移住したのか?

京屋 生産課 田中恵士 課長
「古くなって引退したマネキンは一体ずつは
 資料として保管しておくことになっている」

千秋ちゃんと庵くん、
50年ほど前に製造された貴重なマネキンだった。
もう入手できないため、
福岡の本社で大切に保管されているのだ。

京屋 生産課 田中恵士 課長
「できる限り残していきたいなと」




調査依頼はこちら↓
http://lin.ee/pYvxEEm
https://www.hbc.co.jp/news/chousatai/

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