地歌《新青柳》 Jiuta "Shin aoyagi"

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2018年12月22日紀尾井小ホールで開催致しました「第91回 藤本昭子地歌ライブ」より、地歌《新青柳》(歌・三弦:藤本昭子、歌・箏:深海さとみ、尺八:青木鈴慕)。
Akiko Fujimoto (voice, sangen), Satomi Fukami (voice, koto), Reibo Aoki (shakuhachi) play Jiuta "Shin aoyagi" at Kioi Small Hall, 22 December 2018.

 2001年6月にスタートした「地歌ライブ」は、本年12月グランドフィナーレの第100回を迎える予定でした。そこで20年間のファイナル公演として、100回までの全10公演を「カウントダウン公演」と致しまして、紀尾井小ホールで連続開催することと致しました。
 その第1回目(「地歌ライブ」としては第91回目)に、深海さとみ先生に初めてご助演賜り、華やかなスタートを切ることが叶いました。その後、本年2月の第96回目まで何とか無事に終了し、残すところあと4回の開催となりましたが、このコロナ禍で残り全てのライブを来年に延期することと致しました。実演に関わる多くの皆様と思いを同じに、本当に苦渋の決断でしたが、安全第一。また来年頑張ります!
 さてこの《新青柳》は、「石川の三つ物」のひとつとして、地歌箏曲界の多くの方々の憧れの曲となっています。私も初めてこの曲を聴いた時、歌い出しの〽️されば都の花盛り」の〽されば」の出だしにシビれたことを覚えております。「なんてカッコいいんだろう!いつかあんな風に歌って弾けるようになりたい!と思いました。母は、呂の声がたっぷり出ましたので楽々と歌っていましたが、私も年齢とともに、この頃ようやく少し楽になりました。
 〽️柳桜をこきまぜて」から〽華やかなるや」の部分も源氏物語絵巻の情景が目に飛び込んでくるような箇所です。この〽華やか」の歌は、手と連動していないので本当に難しいのです。また、猫を「手飼いの虎」と表現する中歌の〽️手飼いの虎の引き綱も」は、歌詞の音程とタイミングが本当に難しく、さらに後歌の〽️たよたよとしてなよやかに」は、柳がなよやかに風にたなびいている様子を歌わなければならないと母は申しておりましたが、ここもまた大変難しい節回しとなっています。手事は掛け合いが多く、技巧を凝らした細かい手の緩急など、全体に気の抜けない、本当に力を要する大曲です。

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