【自己愛性パーソナリティ障害】自己愛性パーソナリティ障害に気づくサイン3つ【精神科医が7.5分で説明】パーソナリティ障害|パワハラ|カサンドラ症候群

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0:00 (1)はじめに
0:25 (2)自分では気づきにくい「自己愛性パーソナリティ障害」
4:03 (3)自己愛性パーソナリティ障害に気づくサイン3つ
4:12 ①自己評価と周りの評価がずれる
5:38 ②周りに避けられる
6:40 ③業績を出しても評価されない
7:55 (4)まとめ

自己愛性パーソナリティ障害は、自分が特別だと思うタイプのパーソナリティ障害で、自分では気づきにくい一方、周りがパワハラ被害やカサンドラ症候群になるなど影響が出ることがあります。困難はありますが気づきと受け入れが改善への第一歩です。
「自己愛性パーソナリティ障害に気づくサイン3つ」について、精神科医が7.5分で説明しています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)

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(1)はじめに

自己愛性パーソナリティ障害は、自分が特別だと思うパーソナリティ障害です。自分ではなかなか気づきにくく、むしろ周りが強い影響を受けることが多いのが特徴です。改善への第一歩は、気づいて受け入れることです。本記事では、「自己愛性パーソナリティ障害に気づくサイン3つ」について詳しく解説していきます。

(2)自分では気づきにくい「自己愛性パーソナリティ障害」

自己愛性パーソナリティ障害の主な症状には、以下の3つがあります:

1. 誇大性:自分を特別優れた人間だと思い、他者をしばしば見下す。
2. 過度の賞賛欲求:他者からの褒め言葉や賞賛を過剰に求め、勝つことに執着しすぎる。
3. 共感性の欠如:他者に共感せず、しばしば自分のために相手を利用する。

この障害を持つ人の他者への関わり方の特徴として、以下のようなことが挙げられます:

- 他者を見下し、批判的かつ攻撃的な態度をとることが多い。
- 他者からの賞賛を強く求め、批判に対してはしばしば激高する。
- 自分より優れた相手には嫉妬する一方で、明らかに上の相手には過度にへりくだることもある。

周りの人々は、継続的なパワハラのような状態に置かれたり、利用されたりすることで実害を被ることがあります。これにより、カサンドラ症候群などのストレス持続によるうつ病や適応障害に至ることも少なくありません。

(3)自己愛性パーソナリティ障害に気づくサイン3つ

①自己評価と周りの評価がずれる

自己愛性パーソナリティ障害の誇大性を背景に、自己評価が非常に高くなることがあります。一方で、周りの評価はそこまで高くなかったり、特に性格面においてしばしば低いことが多いです。その結果、自己評価と周りの評価がずれ、理解されていないとの怒りを感じることが繰り返されることがあります。

このずれが生じる背景には、以下のような要因があります:

- 本来の能力以上に自分を高く評価する。
- 他者を低く評価し、相対的に自分の評価をさらに高くする。
- 他者からのフィードバックを受け入れ回避するため、過度な自己評価の高さを修正しにくい。

結果として、自分が思っているほどには周りから評価されず、周りからのフィードバックを受け入れられずに批判と捉えて激昂することがあります。場合によっては、自分を評価しない相手を敵とみなし、トラブルに発展することもあります。

②周りに避けられる

自己愛性パーソナリティ障害を持つ人は、しばしば周りに対して見下しを背景に攻撃的・批判的な対応を継続することがあります。相手は精神的ダメージを受け、対策として距離を取るようになります。多くの人が距離を取ることで、結果的に孤立につながることになります。

環境を変えても同様な対応と相手の反応は繰り返され、周りに避けられる感覚が繰り返されます。その結果、以下のようなことが起こります:

- 本来求めた賞賛とは逆の結果になる。
- 強い傷つきを経験し、それが怒りへと変わる。
- さらに攻撃的・批判的になって悪循環に陥る。
- 環境を変えてもこの悪循環を繰り返し、トラブルに至る場合もある。

③業績を出しても評価されない

自己愛性パーソナリティ障害の方の中には、十分な能力があり業績を出せる人も少なくありません。しかし、業績を出しても評価されず、そのことに困惑して怒りを覚えることがあります。

評価が下がる原因は、しばしば業績ではなく、部下や周りなどへの態度面にあることが多いです。具体的には以下のような問題が指摘されることがあります:

- パワハラを受けたという訴えを受ける。
- 配偶者などがカサンドラ症候群と診断される。
- 顧客等から態度面へのクレームが付く。

その結果、評価や忠告をしばしば受け入れられず、傷つきと怒りの感情が残ります。次第に周りが敵に見え、自己愛的な特性がさらに強くなることがあります。周りへの嫉妬心なども強まり、時にトラブルに至ることもあります。

(4)まとめ

自己愛性パーソナリティ障害は周りが主に影響を受け、自分はしばしか気づきにくい障害です。しかし、気づくヒントになり得るサインとして、主に次の3つが挙げられます:

1. 自己評価と周りの評価がずれる
2. 周りに避けられる
3. 業績を出しても評価されない

気づきと受け入れがこの障害の改善の柱ですが、その強い心理的苦痛から改善をやり切っていくのはなかなか容易ではありません。しかし、これらのサインに気づくことが、自己理解と改善への第一歩となるのです。

こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
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【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

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